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藤「あたりやろ？」
この温もり、この匂い、この肩幅。
このタイミングでこれはあかん。
「‥なんでやぁ」
ギュッと抱きつき返したら耳元で優しい笑い声。
藤「おまえ、それしか言うてへんやん」
チンとまた音がしてドアが開いた。何号室なん？って鍵が奪われて、腰に手が回ったままいつもの部屋に戻ってきた。
藤「康二おかえり」
もう耐えきれへん涙が頬を伝ってしまう。
「流星‥ただいま」
頭を撫でられてもう我慢出来へん。声を出して泣くのも隣なら恥ずかしくもない。
藤「思いっきり泣き」
いつものホテルの部屋のはずなのにココが急に
あったかい場所になったような
「来んの遅いねん」
藤「じゃ早よ言うたらえぇやん」
「‥せやかて流星やって忙しいやろ？」
藤「アホ。遠慮する仲やないやろ？てか言うたやん。お前は言えって」
もう一言一言がたまらなくて。思いっきり抱きついた。
「‥ありがとぉ」
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jm.ryo(プロフ) - andlgo39さん» コメントありがとうございます！どうしても話にしたくなって勢いで進めてしまったのですが素敵なコメントを頂きこちらこそ幸せです！ (2021年3月16日 23時) (
レス) id: fe365767f9 (このIDを非表示/違反報告)
andlgo39(プロフ) - この2人の話が読みたかった！し、とてもすてきな話で読めて幸せです。とりまく人々の立ち位置も好きです。まだまだ読みたいです。 (2021年3月16日 21時) (レス) id: 9e97a1a06a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo
| 作成日時：2021年1月13日 20時
