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「やから逆に言えへん事も俺なら聞いてやれたやろ?」

藤「そうだったかもしれへんけど‥ありがとうな。俺は考え込む康二とはちゃうから。」

信号で止まったから、ハンドルから離れた手が伸びてきて

「せやな」

藤「いや否定せぇ!」

頭をスパっと叩かれる。

「え〜やってホンマ何も考えてへんやん」

藤「言うたな〜焼肉行かへんで!」

駐車場に車を置いて、歩いて行くと長い階段が目の前に現れた。

藤「出世するんやって」

「ほな、ダッシュな」

スマホを出して画面を構える。

藤「いや俺ちゃうやろ」

「えぇ?!俺なん??」

藤「あはは!ホンマに‥なぁ康二?」

やっぱり俺の祈願に連れてきてくれたんやなってスマホを閉じて走る用意。

「なん?走るで?」

藤「お前は言うんやで。すぐ行ったるから」

「‥ん。ありが‥ 藤「よーい‥」‥ちょっ待てやぁ!!

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jm.ryo(プロフ) - andlgo39さん» コメントありがとうございます!どうしても話にしたくなって勢いで進めてしまったのですが素敵なコメントを頂きこちらこそ幸せです! (2021年3月16日 23時) (レス) id: fe365767f9 (このIDを非表示/違反報告)
andlgo39(プロフ) - この2人の話が読みたかった!し、とてもすてきな話で読めて幸せです。とりまく人々の立ち位置も好きです。まだまだ読みたいです。 (2021年3月16日 21時) (レス) id: 9e97a1a06a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ryo | 作成日時:2021年1月13日 20時

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