・ ページ15
佐久間くんに肩組まれたまんまの俺をチラチラ見てる視線と目が合わないように気をつける。
緑「ねぇ、康二‥めめの事、気づいてるよね？」
撤収でーす！の声を合図にみんな出口へと歩き出す。
橙「なんの話し？」
俺以外に気付いてる人らがいるなんて思うてなくて。
桃「お、意外〜」
橙「なんなん？2人とも何言いたいか分からへん」
緑「確かにコレは落せないかな〜」
桃「ね〜かわいそっ」
橙「いやいや、訳わからん絡みされてる俺が1番かわいそーやって！」
この2人もそうなんやろなって。俺が昔アイツを見てた時みたいな。
あれから何も無かった訳じゃない。この数年で好意持ってもらう事だってたくさんあった。
けど、恋人は作れん。俺には恋は必要ないねん。
ほら、アイドルやから、みんなに必要や思われてるうちは恋愛は暫くお預けやん？ってみんな言うヤツ。
黒「康二くん行くよ」
ホテルまで目黒と並んで歩く。隣に誰かおるのはやっぱり好きや。けど、もうあんな思いしたない。辛い時間を過ごすくらいなら。暫く恋はしたくない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jm.ryo(プロフ) - andlgo39さん» コメントありがとうございます！どうしても話にしたくなって勢いで進めてしまったのですが素敵なコメントを頂きこちらこそ幸せです！ (2021年3月16日 23時) (
レス) id: fe365767f9 (このIDを非表示/違反報告)
andlgo39(プロフ) - この2人の話が読みたかった！し、とてもすてきな話で読めて幸せです。とりまく人々の立ち位置も好きです。まだまだ読みたいです。 (2021年3月16日 21時) (レス) id: 9e97a1a06a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ryo
| 作成日時：2021年1月13日 20時
