ジミンくんを断れない。

18.君のいない朝[JM] ページ18

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JM side



目が覚めて、リビングに行くとテーブルに綺麗な字で




【ジミンくん ありがとう。】




って、置き手紙があった。
昨日の夜ー
Aにキスをした。そして俺は、逃げた。
彼氏が全く知らない男だったら
「Aは、俺の」って連れ去るのに…





「…、A。気付いてくれないの？俺の気持ち。」




俺は、Aの気持ちを知ってるのに
Aは、俺の気持ち知らなくて。




「愛してるって、言っても足りないくらいAでいっぱいなのに。」




自分でもわかってる。
わかってるのに、言えないんだ。



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JN「おー！ジミン！」



次の日ー
今日から海外で空港までに行く車に乗り込むと
テンションの高いジニヒョン。
正直、この間の酔っ払いの件といい…Aのことであまり話したくない。
同じグループで大切な家族、なのにね。



TH「なんか元気ないね、ジミン。」




JM「んー、まあ。」




TH「なんかあった？」





JM「…ジニヒョンに聞いたら、わかるよ。ほんと酔っ払いには、こりごり。」






ジニヒョン、スマホ見ながらニヤニヤ。
また変な動画でも見てるのかなって思ってたけどチラッと目に入った画面には、Aの文字。




あぁ、やっぱり付き合ってるんだ……




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