ジミンくんを断れない。【２】 (ページ19)

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69.いじめられたいページ19

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「じゃあ、言うこと聞いて。じゃないと、Aのこと…いっぱいいじめてあげない。」

『…言うこと聞くから、いじめて…』

なんてことを私は、言ってるんだろう…
恥ずかしくて、恥ずかしくて仕方ないのに
ジミンくんと離れたくない
少しでもいいから触れ合っていたい
欲求がどんどん増していく。

「ここリビングなのに、やらしいなAは」

いつもの優しい顔で頭を撫でて

「…やっと、Aと１つになれる。狂いそうなんだけど。」

強く、強く私を抱きしめて

「嫌って言わない？」

『言わないよ。ジミンくんが好きだもん。』

「望み通り、いっぱいいっぱいいじめてあげる。」

お姫様抱っこをされて、ベッドに降ろされれば
たくさんのキスが降り注ぐ。

「っ、A…」

『んん……くるし、…』

「もっと苦しくなったらいい」

『ん、はぁ…ジミンくん、…』

時間が経てば経つほど余裕のない顔をするジミンくんがすごくカッコよくて

「…なに？」

『あ…えっと、かっこいいなぁって思って…』

「ふーん、まだまだ余裕あるんだね。少し加減してたんだけどなぁ……そんなに、いじめられたいんだ。」

それは、ジミンくんがかっこいいからなのに！

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