ジミンくんを断れない。【２】 (ページ17)

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67.ラッキーセブン[JM] ページ17

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『お邪魔します。』

ジニヒョンから、Aと何回したか聞いて
頭も、心も、体も嫉妬心で埋め尽くされて
すぐにAに泊まりに来てって言えば
最初は『今日！？』なんて言ってたけど
「来ないと知らないから」って冷たく言い放てば、ほらね？
ちゃんと来るんだよ。

「なにしてたの？」

『晩御飯の買い物に行ってて。ごめんね、お腹空いたでしょ？』

「うん、すごく。でも…」

「どうしたの？体調悪い…？」

Aと俺は、10cm以上身長差があるから自然と上目遣いになるA。
それに覗きこんだ感じだから距離がすごく近い。

「ちょっと、ね。横になりたい。」

『病院行かなくて大丈夫！？マネージャーさんに連絡した方が…』

「…Aのせい、かな。」

『……私、？』

「うん。でも、治る方法がある」

そう言えば、なに！？って興味津々。
…ほんと純粋で可愛い。

「７回、俺にキスして。」

『そ、そんな…』

「キスだけで済まないよ？今日は、とことんAに言うこと聞いてもらわないと治りそうにないから。」

ジニヒョンのことを話せば、顔を真っ赤にして
ウルウルした目で俺を見てくる。

「俺のいうこと、聞いて？」

Aは、きっと断らない。

『……、うん…』

ほらね。
Aは、俺を絶対に断れないんだ。

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