ジミンくんを断れない。【２】 (ページ14)

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64.やっと[JM] ページ14

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JM side

『ずっと前から、ジミンくんが好きです。いまも、大好きです。』

知ってるよ、そのくらい。
いまさら何言ってんの？バーカ。
って言いたい。
けどさ
それ以上に、嬉しくて仕方ないんだ。
涙を流しながら言うAが可愛くて愛しくて仕方ない。

「…やっと、」

『…？？？やっと、？？』

「やっと、言ったな。前から気付いてるよ！」

あーあ、またこういうこと言ってしまう…
嬉しくて嬉しくて、飛び跳ねそうなのに。

『…好き、ジミンくんが好き。』

え！ちょっと、Aどうした？

「…、なんだよ。」

『素直になりたいから…いま1番伝えたいこと言ってるの。』

そんな顔を真っ赤にして、半泣き状態で
目をまっすぐ見つめられて
好きって言われたら、俺だって冷静になるけどさぁ……もう、独占欲しかない。

「今日から俺の彼女、」

『…かのじょ、！』

「なに？嫌なの？」

『そ、そういうわけじゃなくて…！実感が、』

俺だって、実感ないよ！！！！
ソワソワしだす姿が無性に可愛い……

「…彼女なんだから、毎日…キスして？」

ジニヒョンと付き合ってた日数分、キスさせよう。
じゃないと俺の嫉妬心は、消えない。

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