ジミンくんを断れない。【２】 (ページ13)

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63.幼馴染ページ13

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『どうした、そんな焦った顔して。」

次の日ー
ジミンくんの家に行って、話をしようと思ったけど、

『…あの、ね』

いざとなると、焦っちゃう…
やっぱり好きって言うとなると緊張しちゃうよ。

「……ジニヒョンと別れて、悲しいから慰めてほしい、とか？」

『え！！！！！』

半分当たってる！
なんで、知ってるの！？！？
ジンさんが言ったとか…？いや、言うわけないよね。

「おい、図星かよ。…、俺に慰め求めるなんて覚悟してきたんだろうな？」

『別れたよ。お互い友達に戻ろうって、笑顔で。』

「どういうことだよ。笑顔って、」

『私、好きな人がいるの。ジンさんも知ってて、あんなに優しくて、一緒にいて楽しい人を裏切っちゃって…』

ジミンくんは、何も言わずジッと私を見て話を聞いていて

『その人との距離を、いまの関係を壊すのが怖かった…好きって気持ちを知られるのが、離れていっちゃうのが怖かった。でも、その人がいたから私は、ここにいるって気付いた。』

目を合わせるのが怖い…
だけど
言わなきゃ、もう逃げずに、もう恐れずにー

『ずっと前から、ジミンくんが好きです。いまも、大好きです。』

幼馴染の距離、０cm。

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