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『ま、Aかわいいしお兄さんの気持ちもわかるかな』

「いや...もう癖になってるんだと思うよ」

『でも、いつまでもお兄さんのものじゃないからねAは』

「うん?」

『今度お兄さんに合わせてよ』

「え?だめだよ」

『どうして?』

「だって...ジミンちゃんに何言うか分からないし...今より縛られちゃいそう」

『僕は何言われても平気。それに僕からお願いするよ』

「何を?」

『もっとAとの時間がほしいですって』


私を覗き込んで笑うジミンちゃん

いつも天使に見えていたジミンちゃんが今は小悪魔に見える


『ね?』

「...私の心の準備ができたらね」

『ふふ笑 わかった笑』


いつもの天使に戻ったジミンちゃんは

空を見上げて満月だ〜なんて言ってる


『その恰好かわいいね』

「ほんと?ありがと」

『でもスカート短すぎ。僕以外の前で履かないでね』

「ジミンちゃん以外見せる人いないよ」

『A色々鈍感だからな〜...Aこっち来て』


話を途中で止めたジミンちゃんは私の手を引いて

自分の背中の後ろに私を隠すようにした


「どうしたの?」

『ん?なんでもないよ』


そう言いながらもジミンちゃんの目は一点を見つめたまま動かない

その目線の先を辿るとコンビニに向かってくる人がいた

明るい髪色にダルダルの服装で歩くその人

ジミンちゃんはあの人に私のことを見えないようにしたいらしい


「(ここまでしなくても平気なのに...)」

そう思いながらも内心少し嬉しい気もする


どんどん近づく足音

鼻歌まで聞こえる


「(......ん?んん?)」

近づいたその人をジミンちゃんの後ろからもう一度見てみる

「(え、ちょっと待て。なんでテテここにいるの駅まで迎えに来るって言ったじゃん)」

と、同時に目が合ってしまい急いでジミンちゃんの後ろに戻る


TH『A!何してんの?え、男!?』


もう遅かったらしく私に気づいたテテはこっちに駆け寄る

ジミンちゃんはあからさまに警戒している

確かに今のテテの見た目はがらが悪すぎるかもしれない


『A...友達?』

「あの...弟...双子の...」

TH『弟って言っても2分しか違わないけどね!』

『...Aって双子だったの?』

「あ...うん...」

TH『テヒョンですよろしく』

『僕Aとお付き合いさせてもらってるパク・ジミンです』

「え、ちょ、ジミンちゃん!」

TH『え!?ジミンちゃん女じゃないの!?』

「...そこ?」

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジミン   
作品ジャンル:タレント
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りん(プロフ) - この作品大好きです!すごくリアルで読んでてキュンキュンします(^ ^)これからも頑張ってください! (2018年8月3日 21時) (レス) id: 28d64d1dad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんこさん» テテくんとの合言葉みたいな感じですかね笑 ありがとうございます(*^o^*) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にゃんさん» 楽しく読んで頂けて嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(*´-`) (2018年7月28日 14時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 夢主ちゃんの「何番目」のセリフ結構好きです…笑笑これからも無理せず頑張ってください、!! (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ee671820 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - いつオッパ達にバレるのか、、ヒヤヒヤしちゃいます(笑)大切な妹に彼氏がいたと知った時のオッパ達を想像しちゃいます!いつも楽しいお話ありがとうございます! (2018年7月27日 22時) (レス) id: e345e7d934 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月17日 17時

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