オーバーケアーズ！[JM]

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短いチアスカートに履き替えてグラウンドに戻ると

地面に座り歓声を上げる男子

その中の最前列にジミンちゃんを見つけると目が合い

手を振るジミンちゃんに小さく手を振りかえす



そして見なくても感じる客席からの熱い視線


『ねえ笑』

「知ってる言わないで」

『ダンス言ってないの？』

「言ったらうるさいから言ってない」

さすがだわーと笑うユナ


一瞬おっぱ達に目をやると

呆れたように笑っているユンギおっぱと

信じられない！とでもいった顔をしているホソクおっぱ

そして無表情で私を見つめるジンおっぱとナムジュンおっぱ

その2人はなんだかんだしっかりカメラを構えている



音楽がかかりダンスが始まるとあっという間で

10分程度のダンスはすぐに終わる



暑いねー、とユナと更衣室に戻ろうとするとぐっと手首を引かれる

「あ、ジミンちゃん」

『その恰好で写真撮ろ』

「あ...うん」




『A！もっとジミン君に寄ってよ笑』

携帯のカメラを構えるユナは真剣に構図を考えている

「今汗かいてるから...」

そう言った途端体を引き寄せられてジミンちゃんの片方の腕が私の腰に回り

私の頭の上にコテン、と自分の頭を乗せるジミンちゃん

『あ、そうそうジミン君いい感じ』


「...恥ずかしい」

『ダンスかわいかったよ』


頭上でそうささやいて優しく笑うジミンちゃん

もう気温の暑さと混ざっておかしくなりそうになる







そしてやってくる昼休憩

「私お弁当もらってくる」

『うん、去年食べたとこにいるね』

ユナに先に行ってもらいおっぱ達のところへ向かう

今日は色々やらかしているけど

私ももうそういう年頃なんだし強気でいかなきゃ

と意気込んで4人の黄色い塊に向かっていく



「おっぱ〜」

HS『お〜Aお疲れ様』

NJ『水分ちゃんととってる？』

「うん、大丈夫」

JN『ちょっとここ座って髪崩れてる』


ユンギおっぱの隣に腰を掛け眠そうなユンギおっぱを突く


YG『なんだよ』

「私のダンスどうだった？」

JN『A動かないで』

がしっと頭を固定される

YG『パンツが見えてた』

「見えてもいいやつだもん」

HS『ダンスは超よかったさすがおっぱの妹』

「ありがとホソクおっぱ」

NJ『俺とジニヒョンの遺伝子そこは伝わらなかったんだな...』

JN『なんで一緒にすんだよ〜！笑』

HS『ダンスあるって言ってくれれば一緒に練習したのに〜』

「あ〜...サプライズにしようかと思って」

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