●14●貴女 ページ15
あ「意味わかんない…。」
本当に、なんなんだろう。梓にぃ。
あ「絵麻ちゃん…ごめんね??」
絵麻「大丈夫ですよ、気にしてませんから。」
本当に、絵麻ちゃんいいこだなぁ…。
祈織「ねぇ姉さん。今、ひま??」
あ「うん、ひまだよ。」
祈織「勉強教えてもらえないかな…」
あ「いいよ。」
祈織に頼られるのはじめてじゃないかな。
あ「梓にぃ、ごめんね。いってくるね。」
梓「いってらっしゃい。」
祈織「どうぞ、姉さん。」
あ「ありがとう…」
久しぶりに来たな、祈織の部屋。
祈織「ねぇ、姉さん。」
あ「なに??」
祈織「さっき梓兄さんと抱き合って何してたの??」
あ「あー…情けないんだけどね、最近、なんか皆、構ってくんないなーって思ったら悲しくなっちゃって。で、梓にぃに構ってもらったんだ。」
祈織「姉さん、僕が構ってあげるから他の人には言わないで。」
あ「え……??」
どうしたんだろう。いつもの祈織じゃない。
祈織「姉さんが…Aが好きなんだよ…」
そう言って、祈織は私を抱き締めキスをした…。
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作者名:小野優希那 | 作成日時:2013年8月10日 16時