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○13○椿 ページ14

Aに見てほしくて、Aに妬いてほしくて、絵麻ちゃんに色々してるのに


Aは、ちっとも僕を見てくんないんだな。


椿「なーにしてんの??二人とも。」


あ「甘えてるの、梓にぃに。」


椿「俺に甘えりゃいいじゃーん。」


あ「やだ。」


Aは、あんまり人に甘えない。
甘えたとしても一部の人にだけ。


どうして、梓に甘えるくせに俺に甘えてくんないんだよ。


椿「俺の梓なんだけどなー。」


あ「ちがう!!私の梓にぃなの!!」


ムキになるA。何、梓が好きなの??


胸をモヤモヤしたものが覆う。


あぁ、梓に妬いてるんだ、俺。


あ「絵麻ちゃんに構えばいいじゃん!!」


椿「あぁ、そうするよ」


自分でも驚いた、こんなに低い声が出るなんて…。


Aの体がビクッとなる。


梓「その辺にしときなよ、椿。」


梓に言われて、やめる。


意味わかんない…。


俺、Aが好きなのか……??

●14●貴女→←●12●梓



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:小野優希那 | 作成日時:2013年8月10日 16時

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