30 ページ30
〜A〜
お店の裏側というのはもっとゴチャゴチャしてると思ったけど、そうでもなかった
数人の人が座れるように椅子があって、このテーブルはなんだろ
繋がってる？
おもしろーい
クロコダイルさんはすごく不機嫌そうに葉巻に火をつけた
クロコダイル｢1回しか言わないからよく聞けよ。カジノっつーのは、金で金を賭ける店だ。以上｣
｢えと……？｣
今のじゃ全然理解出来なかった
1回しか言ってくれないって質問とかにも答えてくれないんだよね
うう〜。頭良くなりたい
貰った薬の中にそういうのもあったら良かったのに
ロビン｢(二人きりじゃないからってやけくそね)｣
ビビ｢それよりいいの？さっきの台。大当たりだったのに｣
｢大当たり？｣
ビビ｢ラッキーセブン。あれって大当たりって意味でお金がいっぱい返ってくるのよ｣
｢そうなんですか！？｣
じゃあ席を
もったいないことしたな
なけなしのお金が……
まだあるけどね
訳も分からないものに全額つぎ込むほどバカではない
クロコダイル｢ほらよ｣
クロコダイルさんはレストランのときのように財布からお金を出しては、私にくれた
ロビン｢随分と優しいのね｣
クロコダイル｢Aが手にするはずの金だろ。おれから渡して問題あるのか｣
ロビン｢いいえ｣
こんな大金が私のものになるなんて夢見たい
これなら金銭面で少しだけみんなの役に立てる
｢ん……？あれ何ですか｣
水の中を泳ぐ緑色の生き物
なんか……なんか……
｢可愛いっ！｣
ナミ/ロビン/ビビ『え……っ！？』
ナミ｢可愛いってこのバナナワニが？｣
｢バナナワニ……。名前も可愛い｣
ロビン｢可愛いかしら｣
ビビ｢Aさんってちょっとズレてますね｣
ガラスをトントン叩いてるとバナナワニは大きな口を開けながら近づてきた
あまりの迫力に思わず悲鳴を上げて後ろによろけてしまった
倒れる寸前にクロコダイルさんが受け止めてくれた
クロコダイル｢水槽に入ってるのに食われるわけないだろ｣
｢だって……｣
クロコダイルさんは後ろから抱きしめた状態で私の顔を持ち上げて、そのまま顔を近づけてきた
左手で体を抑えられてて逃げられない
無理に抵抗しようものならフックが突き刺さって死に至る
むしろ今ちょっと刺さってて痛い
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2060人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは？？？ (2022年3月26日 1時) (
レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです！ (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか？親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2019年8月30日 21時
