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〜A〜
1日の始まりはいつも決まって
男｢Aちゃん！俺と結婚してくれ！！｣
男2｢いいや！俺と！｣
男3｢僕と！！｣
島中の男の人が指輪や花束をも持って求婚してくる
しかもその中には妻子ある人もいる
男4｢妻とは別れる！君と一緒になりたいんだ！｣
裏口からこっそり脱出するも、気配に敏感になっているのかすぐに見つかり追いかけられる
こんな生活もうやだ〜！！
こんな追いかけっこが毎日続くおかげで体力がついてしまった
女｢Aちゃん！こっちこっち｣
ドアを開けて待っていてくれたのは私に求婚してくる男の人の奥さん達
1日の朝は、いつも男女の大戦争から始まる
勝つのはいつも女性なんだけど
女｢全く。うちのバカ亭主ときたら｣
女2｢さっさと諦めろってのよ｣
｢うぅ〜。いつもいつもごめんなさい｣
女｢あら。Aちゃんは悪くないのよ｣
女2｢そうそう。それにしても博士達は何をしているのかしらね｣
博士とは、私の親である
元々私はこんなんじゃなかった
普通の人間だった
それが好奇心旺盛の化学者である両親にある日
父『A。ちょっとこれを飲んでみてくれないか』
そういって透明の水？を飲んだ
父『どうだ？』
『どうだって……味がない。何これ』
父『それはお前の体質を変える薬だ』
『はい？』
母『一言で言うと』
『言うと？』
母『この世界の男全員に惚れられちゃうフェロモン体質になったってこと』
『あぁ。なる…………はぁ！！？』
あの日から私の日常は一変した
すぐに体質を戻す薬を作るよう催促すると、材料がないと探しに行って早5年
未だに帰ってこないどころか便りの1枚もない
今頃どこで何をしているのか
居場所が分からないからこちらから連絡の取りようもない
女3｢はいAちゃん。準備出来てるわよ｣
｢わぁ。ありがとうございます｣
女｢でも心配ね。本当に行くの？｣
｢ここで待つより探しに行ったほうが早いので｣
女2｢そうかもしれないけど……｣
｢大丈夫ですよ！今までありがとうございました！必ず元に戻って帰ってきます！！｣
数ヶ月かけて人知れず準備をしてくれた女性達に深く頭を下げて、外れにある小さな船に乗り込んだ
必要な物は大方ある
他にも生きていく上で欠かせない物も用意してくれた
みんな心配してくれてたけど、海は広いから人と出会うことなんて早々ない
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ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは？？？ (2022年3月26日 1時) (
レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです！ (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか？親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年8月30日 21時
