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〜A〜
ロビン｢ねぇ。一ついいかしら。貴方達の住むミスト島はなぜ誰も辿り着けないの｣
父｢それはね。神の遺物があるからだよ｣
｢神の……遺物？｣
父｢古代兵器とは別の……神の名を持つ“ホーラ”。ソレがあるから誰も近づけない。“島に辿り着いた時間を吹っ飛ばしているから”｣
ロビン｢時間を……？ありえない！そんな人知を超えた力あるわけが……だってあれは単なる噂｣
父｢残念ながら存在するんだよ。ミスト島はユートピアとは似て非なる桃源郷。故に島の外から客が来ることはない。まぁ…例外はいたようだが｣
ロビン｢島の住人は特別ってことなのね｣
父｢そんな大層なものではないんだが……そうなるかな｣
何気にすごい島だったんだ
そんな神様みたいな力があるモノを祀ってる場所なかったような
畑があって家があって
外の世界と変わらない
特別な場所なんて……
父｢うちのリビングに、綺麗な水晶があるだろう？あれが“ホーラ”だ｣
｢あぁ。あれ……あれ！？うちにあるの！？｣
父｢そうだよ。特に理由はないけどうちにある｣
それが本当だとしたらこの二人の研究対象にならないわけがない
父｢私や妻はアレには触れない。おそらく我々に邪な心があるからだ。“ホーラ”はそういった心の持ち主を絶対に島に近づけさせない
さっき例外はいたと言ったが、あれは島に来た彼らに“島に辿り着きたい”という想いがなかったからだ。だから敢えて言おう。君達はもう、Aと一緒にいてもミスト島に辿り着くことはおろか、島そのものを目にすることも不可能だ｣
ロビン｢じゃあ霧が薄くなるのは……｣
父｢ただの天候の問題だ。“ホーラ”は何一つ関係していない｣
ロビン｢そう……。私は“ホーラ”に触れる事も出来ないという事なのね｣
ロビンさんは悲しそうに笑った
どうしてそんな顔をするのだろう
私は何か役に…………立てるだろうか
父｢さてと。そろそろ材料集めに行こうか｣
母｢それもそうね。作り方は覚えていなくても材料ぐらいは覚えてるし
A。これ予備のメガネ。二つとも壊れちゃったら観念して諦めなさい｣
｢何を！？｣
母｢色々｣
｢ば……バーカバーカ！早く行ってよ！！｣
父｢またしばしの別れだ。世界で2番目に愛してる愛しい娘よ｣
久しぶりに“お父さんとお母さん”に抱きしめられた
温かくて、何だかこそばゆい
また会えなくなるのか
それは……とても寂しいな
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ツユハ(プロフ) - 夢主ちゃん…私と誕生日が一緒だ!!!!!!これはもはや運命なのでは？？？ (2022年3月26日 1時) (
レス) id: 3acc1bd4ac (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あさん» お父さんはお母さんLOVEの人なんで全く効かないです！ (2019年9月11日 22時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
あ - 一つ疑問何ですが、全世界の男が惚れるのに、父親は惚れないんですか？親子だからでしょうか (2019年9月10日 19時) (レス) id: 1eba2fdd86 (このIDを非表示/違反報告)
chocokoro2525(プロフ) - まゆさん» どういたしまして (2019年9月8日 18時) (レス) id: 66f3fe73b2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - chocokoro2525さん» 教えてくれてありがとう！ (2019年9月8日 18時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年8月30日 21時
