351 ページ35
〜A〜
コラソンさんの詳しいことは聞けなかった
というか、聞いても答えてくれなかった
さっき書いた紙は島の文字で、ローさん達には読めない
口を割らない以上は聞いても無駄だと判断したのか、お父さんを睨みながら黙った
こんなに会いたがってるんだから教えてあげればいいのに
｢私も聞きたい事あるんだけど。しろモチってなに？｣
フロンテイル｢え？｣
質問がおかしかったのか普通に聞き返された
｢いや、えと……なんの動物なの｣
フロンテイル｢あぁ。龍だよ。とういうか、神の化身｣
｢は？｣
これには驚いた
しかもそれを｢当たり前だろ？｣みたいなテンションで言われた
それが無性に腹立つ
しろモチもショックを受けたように固まってしまった
絶対知らなかったよこれ！！
フロンテイル｢しろくんにはね。その姿になる前の記憶がないんだよ。私が消したからね｣
【きゅぴ……！！？】
フロンテイル｢それは君が望んだことだよ。あろう事か私の娘に好意を抱いた君自身が｣
｢しろモチが……？好意？そんな……いつ……｣
フロンテイル｢Aが海に落ちた日だよ｣
｢私が……？そん、だって……！！｣
フロンテイル｢頭から真っ逆さまだったよ。泳ぐという習慣がないから溺れててさ｣
過去の事とはいえ娘の命の危機を笑いながら話す？
覚えてないけど、水の中から私を見るあの目はしろモチだったのかもしれない
フロンテイル｢私が助けてもよかったんだけど｣
全員『助けなかったのかよ！！』
フロンテイル｢すぐ近くに
シャンクス｢普通行くだろ！！溺れてたんだぞ｣
フロンテイル｢行こうとは思ってたんだよ｣
エアリス｢思ってた、ってことは、行くつもりはなかったってことかしら？｣
フロンテイル｢ん？んー……そうなるね｣
｢…………。シャンクスさん。誕生日プレゼントちょーだい｣
シャンクス｢え……。このタイミングで？｣
｢あのね。その剣を貸してくれるだけでいいよ｣
シャンクス｢そ、そうか？って、待て待てA！！｣
剣を抜くと何かを察したのかシャンクスさんに腕を掴まれた
｢斬る！！この男斬るだけ！！｣
シャンクス｢やめろ！おれの剣が汚れる！！｣
フロンテイル｢相変わらず私に対して失礼だな｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 317人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - クルミさん» ありがとうございます！コメントをもらえるなんて嬉しいです(*´ω｀*) (2020年7月5日 13時) (
レス) id: 1db8013159 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 面白いです！続き楽しみにしています(*^▽^*)/ (2020年7月5日 12時) (レス) id: 3f203a61bd (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ロキ・シャドラさん» 分かります！番外編のほうでリクエストをくれた大切な読者様です！！好きというか、有名所の神様の名前を使わせてもらってるんです (2020年6月21日 22時) (レス) id: dd75d5055a (このIDを非表示/違反報告)
ロキ・シャドラ(プロフ) - こんちわー！元カエデ・アッカーマンです！と言っても分からないと思いますが（笑）北欧神話すきなんですか？ (2020年6月21日 21時) (レス) id: afa4badc4d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 雪華さん» 知ってはいますが、アニメをちょこっと見たぐらいですね (2020年6月19日 16時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2020年4月7日 15時
