悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ28)

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〜A〜

シャンクスさんと唇が重なる寸前、こちら側からじゃ開けられなかった扉が開いた

エース｢赤髪。テメー……！！｣

｢あ、あの！これには……｣

誤解を解こうと口を開くとなぜかシャンクスさんが駆け出した

ルフィ達の後ろにいたお父さんの胸ぐらを掴んだ

今度こそ殴る？

シャンクス｢何考えてんだ。Aは娘だろうが｣

フロンテイル｢その様子だと何もなかったのか……。困るんだよね。ちゃんとしてくれないと｣

シャンクス｢はぁぁ！？｣

フロンテイル｢理性を抑えられるなら、確実に切れるように成分を多めに入れておこう｣

シャンクス｢本気で襲わせようとしてんじゃねぇ｣

フロンテイル｢双方の合意があれば間違いないだろ？｣

シャンクス｢合意(それ)がないからキレてんだよ｣

フロンテイル｢え……｣

本気で驚くお父さんに脱力するしかなかった

薬でどうこうされてるのに気持ちがあるわけない

腹立たしいを通り越して清々しいと思える

なぜ世界はこんな人を天才と認めてしまったんだろう

フロンテイル｢分かった。じゃあこうしよう。Aの誕生日の前日、21日に結婚して、23日に離婚していいから｣

マルコ｢それ結婚の意味あんのか？｣

フロンテイル｢大いにある。必要なのは二十歳に結婚しているという事実だけなんだから｣

結婚とシャンクスさんにこだわる理由ってなんだろ

よっぽど嫌いなのかな

私の婚約者のこと

てか、誰なんだろ。婚約者って

私の意志とか関係なく結婚させられるのものすごーーく嫌なんだけど

相手の顔も名前も知らないのに