悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ27)

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〜A〜

レイリー｢さぁバギー。心ゆくまで言い訳をしてくれ｣

エドワード｢その後はおめぇを海の底に沈めてやる｣

バギー｢いや……いやいや！！あれは事故だ！！なぁ！？｣

180度首を回して同意を求めきたからコクリとうなづいた

確かにあれは事故だった

それにもう時効ってやつだ

バギー｢事故だ。事故だけども……！！ちょっとは責任感じてるから詫びにチョコを持ってきた｣

｢わーい。ありがとうございます｣

レイリー｢ちょっと待て。なぜお前が私より先に渡すんだ｣

レイリーさんは私が受け取ったチョコを捨てて、高級感ある紙に包まれた四角い箱をくれた

リボンを解いて箱を開けると丸いチョコが4つ入っていた

1つ食べると口の中いっはいの甘さが広がった

｢美味しい‪(*´꒳`∩)‬｣

こんないい物貰ったらお礼しないと

レイリーさんにココアを作ると、喜んで飲んでくれた

サンジ｢よかった。Aちゃんいた｣

｢はい？｣

サンジ｢Aちゃんの買ってきたチョコを使わしてもらったぜ｣

｢使ったって……。たった2つですよ？｣

サンジ｢ちょうどあと少しが足りなくてさ。でも、そのおかげで完成したからAちゃんに一番に食べて欲しかったんだ｣

｢私に？わぁ……！チョコの……ケーキ？｣

3段重ねの大きなケーキ

チョコのプレートには白いチョコで“Happy Valentine”と書かれていた

すごーい！まさにチョコ尽くしだ

｢ワタシゼンブタベル！！｣

サンジ｢はは。そんなに喜んでもらってよかった｣

そうか。バレンタインの本当の意味はチョコをいっぱい食べる日なんだ

サンジ｢ところでさ。一つ気になったんだけど……厨房にあった大量のココアは何？｣

｢自分で飲む用！！｣

ロビン｢今日はカフェオレじゃなかったの？｣

｢あ……う……。それは……。カフェオレを飲んだあとのココアです｣

ロビン｢ダメよ。甘い物ばかりそんなに食べたら｣

ナミ｢ねぇA。ホワイトデーって知ってる？｣

｢ホワイト？｣

ナミ｢簡単に言うとチョコのお返しが貰える日｣

｢お返し……∑(ºωº｀*)｣

ナミ｢気付いた？そうよ。つまり今日、Aの作った美味しいココアを飲ませてあげたら、3月14日(ホワイトデー)には10倍返しでお礼が返ってくる｣

｢10倍……！！新しいのを作り直すので待ってて下さいね｣

バレンタインって私が思ってる以上に良い日

ホワイトデーというものが待ち遠しいな