悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ21)

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〜A〜

シャンクス｢なんか……以前来た時よりも部屋が散らかってないか？｣

｢私がいないのをいいことに家でも変な薬作ってたんですよ｣

シャンクス｢監視役がいないからだろ｣

｢やっぱそうですよね｣

ご飯を食べるはずのテーブルには隙間なく様々な色のついた薬が小瓶に入っていた

どんな効果があるのか書かれてない

これを誤って口にしたら最悪だろうな

寝るはずのベッドには薬を作るための資料みたいなのが散乱している

私のベッドにまでもだよ！？

おかしいでしょ！！

なに平然と家の中を自分達の趣味で埋めつくしてるのさ

これ誰が片付けるんだろ

私じゃないよね？

｢というか……どうしてハンコック様さんが泊まらないんですかね｣

お父さんはシャンクスさん以外は絶対に泊めるつもりはないと断言した

それが嫌なら強制的に島から追い出すと脅迫したものだから、みんな不本意ながらに従った

｢ちょっとお父さん！片付けてよ！！｣

フロンテイル｢寝るんなら別所に行けばいいだろ。ちなみにそこで何が起きようと私はノータッチだから安心してくれ｣

｢はぁ……っ！？////｣

実の娘を本気でどうにかさせようとする父親がこの世に存在してもいいのだろうか

さすがのシャンクスさんも呆れてる

フロンテイル｢キスした仲だろ？何を今更｣

シャンクス｢それとこれは違うだろ。それにあれは……｣

フロンテイル｢確かに島では約束時にキスはする。でもそれは大昔の話し(こと)だ。今では普通に口約束だ｣

瞬間、これまでにない殺意を覚えた

いくら私が子供だったといえ息をするレベルで嘘つきすぎでしょ

確かに約束時にキスをしてる人なんて見たことなかったけどさ！！

思い出すだけで恥ずかしい

あの日の記憶を全て抹消したい