悪魔の実？いいえ。体質です part7【ワンピース】 (ページ42)

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〜A〜

神様は全てを創った存在

人も世界も命さえ

勝てるはずがないと頭で分かっていても、闘争心剥き出しで立ち向かっていけば、1秒という短い時間に満たないうちに、みんなやられてしまった

戦の神｢ちとばかし、やりすぎなのでは？｣

雷の神｢神に逆らう奴らが悪い｣

水の神｢相変わらず人間が嫌いだな｣

オーディン｢さぁA。行くぞ｣

｢行くってどこに……｣

オーディン｢？？言っただろ。貴殿を娶ると｣

呆然と立ち尽くす私の腕を引っ張って連れて行こうとする

シャンクス｢おい。その手を……離せ……！！｣

オーディン｢あか……がみ……？｣

すぐ後ろまで近づいていたシャンクスさんに気付かず、突き付けられた剣は躱せない

はずだった

シャンクス｢ぐ……っ……｣

火の神｢悪いな人間。恨みはないがオーディンに手ェ出すんなら黙って見てるわけにはいかねぇ｣

躱したんじゃない

他の神様がオーディン様を庇う(守る)ようにシャンクスさんを攻撃したんだ

オーディン｢なぜ……立ち上がる？貴様らの想い(それ)はまやかしだろう｣

ゾロ｢ざけんじゃねぇ｣

サンジ｢んなわけねぇだろ｣

ルフィ｢こんなにも愛しいと想う気持ちが偽物のわけがない｣

エース｢お前みたいな奴にAを渡してたまるか｣

センゴク｢海賊なんぞに遅れを取るわけにはいかん｣

ガープ｢言われんでも分かっとるわい｣

オーディン｢力の差が分からんとは……。呆れるほど愚かだな｣

シャンクス｢なんとでも言いやがれ。“おれが”決めたんだ。Aを守ると｣

オーディン｢その程度の力でか？｣

シャンクス｢あぁ。そうだ。フローのためじゃない。おれのために、そして……Aを失いたくないから｣

オーディン｢気に食わんな。存在もその態度も。己(おの)が無力さを教えてやろう｣