太陽と月と星5【神谷浩史】

副社長室(仮)。 ページ41

『ふざけんなよせっきー。何で？なんの意味がある？誰得？私には損だよ？私損だよ？』
関「神谷さんと福山さんは喜んでました。たぶんお兄さんも喜んでくれます」
『先に浩史に許可とるのはずるくないかな？』

写真集の２冊目を出す、という決定事項を伝えられる。
おかしいし何で北海道？遠いよ？

関「こういうのって本当は出身地とかでやりたいんですけど、新宿はさすがに辛いので、綺麗なところを選んだ結果です」
『どうせあれでしょ？寒いなか白いワンピースだかドレスだか着せられるんでしょ？』
関「そうですね、検討してみます」
『しないで？』

日程を組まれ、ロケ地の説明や当日の予定などの冊子をもらう。クリップがハート。彼女でもできたのかおい。

関「彼女ではないですよ、高校の頃のクラスメイトからもらいました」
『ふーん、そっかぁ〜』
関「ニヤニヤしないで下さい、恋愛感情はないですから」
『早く結婚してね、ご祝儀はもう用意してるから』
関「気が早いにもほどがあるんですよ。話戻しますよ？」
『光希つれていくのは可能？』
関「相談してみます、神谷さん寂しがりません？」
『寂しかったら中村くんとか杉田くんとか呼ぶだろうから大丈夫でしょ』

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