太陽と月と星5【神谷浩史】

不器用な好き。 ページ19

神「可愛い:綺麗=2:7とかあるじゃん？Aの場合は100:100だと思うんだよ」
沢「え、あ、はぁ……」
神「顔は完全に綺麗の方じゃん、でも性格とか中身は無茶苦茶可愛いじゃん」
沢「あぁ……」
神「でもなぁ……笑った顔とか眠そうな顔とか可愛いし、仕事に真摯に向き合える性格は綺麗に入るんじゃないかな」
沢「そう、ですか…………」
『そろそろ蹴り飛ばしていいかな？』

みゆきちが敬語で引いてるの滅多に見ないよ？
そして100:100は1:1と同じだよ？
浩史はそこまでバカじゃないでしょ本来。

神「えぇ〜？だってほら、お前めっちゃ美人じゃん。めっちゃ可愛いじゃん」
『何なんだよほんとに……照れるとか照れないとか超えて身の危険を感じるよ？』
沢「ほぼ毎日こういう事言ってるんでしょ……？神谷さん結構怖いとこまで来てる」
『仕事だと絶対そういう雰囲気出さないけど下手したらストーカー気質なんだよねぇ』

そういう所も嫌いじゃないんだけれど。
奥さん心配なの。ほんとに。

沢「仲が良い所はすっげえ伝わる……でも神谷さん、一応は冷静な人で通ってるんだからやり過ぎないようにしないと……」
神「そんぐらい分かってるっての。良いだろ、こんぐらい」
『まぁ、浩史は好きとか直接言えないもんね』
沢「うわなにそれ可愛い」

こういう所。→←フラグ回収。

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