太陽と月と星3【神谷浩史】

嬉しくないわけじゃないんだ。弐 ページ28

福「てってれーん。vivamentの新曲！Sugar Drops(ドラえもん風)」
森「かっこの中まで読まなくて良いんだよじゅんじゅん」
『え、曲？二人で？作曲も？作詞も？』

意外と大変だよ……？
「作りたくなったから作ったー」とかガチの芸術家ぐらいしかできないよ……？
え、二人とも芸術家だったの………？

森「いや、作曲は専門の方に頼んだし、作詞は俺ら二人でやったからAちゃんに比べたら全然だよ」
福「まぁ俺めっちゃ頑張ったから褒めさせてつかわす」
『お忙しい中ありがとうございます社長。ほんと尊敬してます』
福「ねぇ俺は！！」

褒めさせてつかわすってなんだよ
上から目線で褒めてもらおうとするなよ
頑張ったね！！

福「ツンデレかよ最初っから褒めろよちび」
『4cmしか変わらないから！？』
森「俺もじゅんじゅんと1cmしか変わんない」
『つくづくステージ映えしないメンバーですね……』
福「インスタ映えもしないよな。インスタさわったことねえけど」

私もないや。
インスタグラムはねぇ……
キラキラしたガールたちがやるやつでしょ……？

福「って言うことでこれを入れてシングルCD出したいから2曲新しく作ってもらえる？」
『あ゛？』
森「大変なのはよーくわかるんだけど、できれば1月末までには……」
『もちろんです仕上げます。取り敢えずSugar
Drops録りましょう』
福「社長と俺との差ぁ！！！」

あれ待って、てことは私に正月休みは存在しないってことですか……？

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