8話 ページ9
「おねーさんっ、こんな所でどうしたの？」
…！？びっくりした。
突然後ろから声をかけらればっと後ろを向くとそこにはコナンくんと何人かの子供たちがいた。
まさか、電話の内容と声、聞かれてないよね。
組織の人間と喋る時以外は声を作って喋っている。
シェリーに知られている私の情報は声と名前だけ。
声を作り、名前を変えている今、シェリーが私だと気づくのは至難の技。
出来れば気づいて欲しくない、絶対警戒されるし怯えられる。
そんなことされたら多分悲しくてメンタルもたない。
今回は多分大丈夫、コナンくんが疑ったりしてる目をしてないし、そもそも聞いてたら子供たちを私に近づけるわけがない、正義感と好奇心の強いあいつの事だ。
どうせその姿になったのも好奇心か何かにかられて組織にとって見られたくない光景見られて毒薬飲まされたんでしょ。
「コ、コナンくんかぁ…びっくりした」
「どうしてこんな建物と建物の間に？白い洋服汚れちゃうよ？」
「ちょっとね、電話してたのよ」
それ以外に何があるの。捨猫とか？
「そっか！」
「コナンくん達は？これから遊びに行くの？」
「うん！これから僕の家でゲームするんだ！」
って事はこの上か。
「そうなんだ、楽しんでね」
コナンくんとませた感じの女の子以外の子供たちが私を興味津々で見てくる。
なんか、こう、キラキラした目で見られると自分がいたたまれなくなる。
私には目がこんなにキラキラしていた時はあっただろうか。
母が亡くなるまではキラキラしていたと信じたい。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (
レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです！ 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます！！勘違いしてました(；▽；)今すぐ直します！ (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω｀*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オツキミ | 作成日時：2016年6月18日 22時
