39話 ページ40
病室を出ていった降谷を眺め、そのまま彼が出ていった扉をぼーっと見つめるA。
そんなAに風見は少し驚いた後にやれやれと言いたげな感じで小さな溜息をついた。
「風見さん、入ります」
「なんだ」
外の見張り役が病室に入ってきた。
どうやら風見に用があるらしい。
「面会の方がいらっしゃっています、工藤夫妻と江戸川コナンくんです」
その名前を聞いたAはピクッと反応した。
風見はそんなAを見つつ、入れろと指示をした。
先程まで扉の方を見ていたAだったが、今度は反対に窓の外を体を起こして見つめた。
視線の先には駐車場を出ていく降谷の車。
「Aちゃん！！」
「わっ…、有希子叔母さん」
仮にも病人の彼女に思い切り抱きつく有希子、それを慌ててコナンが引き止める。
一方優作は風見に、少しの間4人だけにしてくれないか？と交渉していた。
その交渉が上手くいったのか病室を出ていく風見。
「母さん、傷が開いたらどうすんだよ」
「ごめんね〜、つい」
「二人とも、落ち着きなさい、さて、Aちゃん、本題に入ろう」
Aのベッドの左右に椅子を置き、座る3人。
右に工藤夫妻、左にコナンくんもとい新一が座った。
「どうしたんですか、こんな改まって」
「義兄さん」
有希子が発したその名詞に盛大に反応するかと思いきや、無反応なA。
だが新一は気づいていた、彼女が左手を強く握りしめていることに。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (
レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです！ 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます！！勘違いしてました(；▽；)今すぐ直します！ (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω｀*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オツキミ | 作成日時：2016年6月18日 22時
