29話 ページ30
Aside
___更に数日後
今日は久しぶりの休日と言うこともあり、家でのんびりしていた。
バイトもない、組織の仕事もない、遊びの予定もない数少ない家に一日中いても問題ない日。
なんだけれども、やることも無いし暇な為、気分転換に梓さんに会いに行こうと思い出掛ける支度をした。
今日はバーボンも東京にいないし、梓さんを独り占めするチャンスだ。
これはもうポアロに行くしかないよね。
ちょうど読みたい本もあるし。
準備も出来た為、家を出ようと、バイクのキーを手に取った所で電話が鳴った。
発信元は…、ベルモット。
「もしもし？ベルモット？どうかした？」
『Hi、アリス、元気にしてるかしら？』
「してるしてる、昨日も会ったじゃない」
『ならいいのよ、それよりも、貴方気付いているんでしょう？今シェリーがどんな姿でどこにいるのか』
「あら、何のことかしら」
『隠せるとでも思ってるの？』
「まっさかーそんなわけないじゃない、はぁ…、知ってるわよ」
「あらそう、それを確認できただけでとても嬉しいわ？今日の夜、貴方の家で2人だけの女子会でもしましょ、じゃぁね」
『え、ちょ、ベルモット待って！うちにくるの！？え！？…切れた』
どうしよう、部屋を見渡せば机の上にはバーボンやに関する資料、スリープモードのパソコンには公安の情報。
こんなの見られたらバーボンの正体がベルモットにバレる。
別に構わないけれどなんか嫌だ。
公安のことは大嫌い。
でも、彼の事だけは、降谷零の事だけは何故だか憎めなかった。
それからスコッチの事も。
バーボンを潰せば公安にも大打撃を与えられる事は確かだ。
でも私にはそれが出来なかった。
1度ジンにメールで伝えようと思った事があるがどうしても送信ボタンが押せずにそのメールは削除してしまった。
折角履いた靴を脱ぎ、部屋に戻り机の上とパソコンを片付ける。
行く先もポアロからスーパーに変更し、夕飯とつまみの食材を買い揃えてまた家に戻りベルモットが来るだろう時間までに作り上げる。
するとまた電話の着信音が鳴った。
発信元は知らない番号。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (
レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです！ 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます！！勘違いしてました(；▽；)今すぐ直します！ (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω｀*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オツキミ | 作成日時：2016年6月18日 22時
