26話 ページ27
No side
____数日後
「江戸川くん、アリスマインってお酒、知ってるかしら」
「は?いきなりどうしたんだよ、スイートベルモットをベースとしたカクテルでかなり度数高いやつだろ?」
「えぇ、そうね、組織にもいるのよ、腕のいいスナイパーでアリスっていうコードネームの女がね、これ見て」
哀ちゃんはコナンくんにパソコンの画面を見せる。
そこには1件のメールの内容が映し出されていた。
「差出人は不明か、
内容は『久しぶりね、元気そうで何よりだわ。シェリー。
貴方は組織の中では一応バーボンの手によって消されたことになってるけど油断は禁物よ。
いつどこでベルモットが貴方を狙ってるかわからないんだから、最悪の場合志保の存在に気づいてる私がコマとして使われるかもね?
コナンくんや昴さんにもこの事を伝えて守ってもらってね、哀ちゃん。 貴方の親友、アリス』これって…」
「そう、親友からの危険を介した私の身の危険を知らせる精一杯の警告」
「でも謎が多すぎるだろこのメール。
まずおかしいのはベルモットが俺達の事に気づいてることを知ってること。
二つ目は、アリスってやつも俺達の幼児化を知ってるということ。
三つ目は沖矢昴の存在を知っている上に彼がお前を守ってくれることを知っているということ。
そして最大の謎はお前を守りたいからこんなメールを送ってきているのに自分がベルモットのコマに使われるかもしれないと言っていることだ」
そう言うコナンくんに対しすべて分かりきったような表情した哀ちゃんは1口お茶を飲んでまたコナンくんの方を見た。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます!(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです! 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます!!勘違いしてました(;▽;)今すぐ直します! (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω`*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オツキミ | 作成日時:2016年6月18日 22時