22話 ページ23
私にとって組織は久しぶりに心地よいと思った場所だから。
確かに幼馴染み達や母と一緒にいた時は心地よいと思った、でもどうしてもその後ろには父がいてどうしても落ち着けなかった。
嫌で嫌で逃げ出したかった、けど母を守らなきゃと思って逃げなかった。
でもそれは母が生きている時までの話。
それからは毎日が辛くて絶望しかなかった。
周りは母が亡くなったショックで暗くなったと思っていただろうけどそれだけじゃなかった。
ストレスでご飯も食べれない。胃もキリキリ痛むし、顔もやつれて通学途中に倒れたこともあった。
心身共にボロボロだった。
その状態から救い出してくれたのが組織だった。
私を優しく抱きしめてくれたベルモット。
何も出来ないひよっこに優しく妹のように射撃を教えてて世話してくれたライ。
父のことを薄々分かっていながらも優しくしてくれたスコッチ。
優しく語りかけて暗い気持ちになっていた私を明るい気持ちに私に戻してくれたシェリー。
不器用ながらに私を信用し心配してくれているジン。
黙って見守ってくれるウォッカ。
狙撃手同士で仲良くしてくれたし今も仲いいキャンティとコルン。
最近はバーボンも仲良くしてくれるし守ってくれる。
ライとスコッチとシェリーはもう組織にはいないけれど、出会うきっかけは組織だった。
だから私には組織が裏切れるわけがないのだ。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます!(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです! 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます!!勘違いしてました(;▽;)今すぐ直します! (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω`*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オツキミ | 作成日時:2016年6月18日 22時