2話 ページ3
『そ、ならいいわ、それじゃちゃっちゃとやっちゃってちょうだい』
「OK」
スコープを覗きターゲットの頭に照準を合わせる。
そして、引き金を引けば仕事終了だ。
「終わった」
『お疲れ様、すぐにそこから退却して頂戴、下にバーボンが車で待機しているから』
「りょーかい」
素早く鞄の中に出したものをしまい、ケースに入ったライフルを背中に担いでコツッコツッとヒール特有の足音を響かせてエレベーターに乗り込み1階まで降りる。
そこから一番近い出口を覗くとバーボンの白い愛車が見えた。
暗がりに白って目立つよね。
とかいう私も白Tに白のスキニーに黒のライダースジャケットなんだけども。
なんて思いながらコンコンッと運転席の窓をノックすると、後部座席の扉の鍵を開けてくれた為乗り込む。
「お疲れ様、今日はどこに送り届ければいいんです?」
「そちらこそ忙しいのにわざわざ来てくれてありがとう、家までお願い」
「了解」
車を走らせたバーボンはミラー越しに私を見て疲れているようですし着くまで寝てていいですよ、着いたら起こします。なんて言うもんだから疲れきってた私はお言葉に甘えて寝てしまった。
バーボンには何故かついつい甘えてしまう。
歳上なのに敬語取っちゃってたりするし。
向こうは癖なのか知らないけどずっと敬語だけど。
というか私が敬語使ってるのなんてあの方とラムくらいだ。
他は最初こそ敬語だったけど敬語を使っていたら嫌がられた為、タメ口をなるべく使うようにした結果今ではタメ口になってしまいそれがもう抜けない状態になってしまっている。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます!(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです! 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます!!勘違いしてました(;▽;)今すぐ直します! (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω`*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オツキミ | 作成日時:2016年6月18日 22時