16話 ページ17
気づいたら朝になっていた。
昨日どうやって帰ったのかもいつ寝たのかも定かではない。
ただ、ポアロでハムサンド食べて以来ご飯を食べていないためとてもお腹がすいていることだけは確かだ。
家で食べてから出掛けることも考えたけれど、ベルツリー急行で食べるのもありだと思った私はジャムサンドとサラダを容器につめて出発駅に向かう為にバイクに跨った。
ついついのんびりしてしまった。遅刻ギリギリだ。
しばらくバイクを速度違反ギリギリのスピードで走らせて、駅付近の駐輪場にバイクを止め、駅前に向かうと私の到着を待っている透の姿が見えた。
「おはよ、透！待った？」
「いいえ、僕も先ほど着いたところですよA」
いや、その台詞って大体の場合嘘だよね。
私の遅刻が原因で計画が崩れてないことだけを祈ろう。
「ごめんね、行きましょっか」
「そうですね」
透はニコリと微笑み手を差し伸べてきた。
…それは手を繋ぎましょうって事であってるの？かな？
予測が合っていることを願って差し出された手の上に手を乗せてギュッと握った。
そうすると合っていたのか透も私の手をギュッと握り返してまた緩め、指を絡める形にした。
…本当の恋人みたい。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (
レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです！ 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます！！勘違いしてました(；▽；)今すぐ直します！ (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω｀*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オツキミ | 作成日時：2016年6月18日 22時
