13話 ページ14
『おっと、すまない、大丈夫か？でも過失の割合は50・50、周りの注意を怠っていた君にも非がある』
『ごめんライ』
『いや、いいんだ、次から気をつけるんだぞ』
そうだ、ライだ。
あの時もお互いの不注意でぶつかったんだ。その時はすぐにバランス取り戻して尻餅つくなんて醜態晒すことは無かったけど。最後に今日と同じようにポンポンって撫でて去ってった。
え、でもライはもうこの世にはいないはず。
やっぱり私やバーボンが考えていた通り、ライは生きてる？
沖矢さんはライの変装。でもなんで。彼にそんな技術は無いはず。
メイクやら何やらは有希子おばさんに教えてもらったのだろう。じゃないと二人で一緒にいるのはおかしい。
なら、声は？
ライは変声術なんて得てなかった。
変声機でも使ってるの？でもそんなもの何処にもない…。
いや、待って、この家の隣に住んでる阿笠博士なら作れるのでは？
調べたいけど…、調べられる環境が。
スマホさえいじれればいけるのに。
…そっか、お手洗い行こう。
有希子おばさんの自己紹介全然頭に入ってこなかったの申し訳ないけど有希子おばさんのことは知ってるから大丈夫。
それに考えながらずっとニコニコして聞いてるフリしてたし多分聞き流してたのバレてない。
「あの、すみません、お手洗いお借りしてもよろしいでしょうか」
「ええ！いいわよ！えっとね〜お手洗いは_______」
有希子おばさんにお手洗いの場所を案内してもらい、とりあえず入って鍵を締め、便器に座りスマホを取り出した。
うーんと、ビンゴ！やっぱりあった、しかも販売取りやめになってる。
これならあの服装も納得できる。
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オツキミ(プロフ) - さよさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！(^^)これからも頑張りますのでよければよろしくお願いします(^-^) (2016年7月9日 9時) (
レス) id: 1e0063d84b (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - すごくハラハラする展開で毎日楽しく読ませていただいてます(^○^) 次回の更新が待ち遠しいです！ 応援してますね(*^◯^*) (2016年7月8日 23時) (レス) id: 2f7d0b21a8 (このIDを非表示/違反報告)
オツキミ(プロフ) - 紅月遼さん» ご指摘ありがとうございます！！勘違いしてました(；▽；)今すぐ直します！ (2016年6月23日 23時) (レス) id: 44bddecd6d (このIDを非表示/違反報告)
紅月遼(プロフ) - ポワロではなくポアロですよー、更新頑張ってください(*´ω｀*) (2016年6月23日 22時) (レス) id: 6677c03935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オツキミ | 作成日時：2016年6月18日 22時
