＊ ページ8
ー数年後ー
〜A〜
｢ここにローさんがいる｣
たどり着くまでにどれほどの苦難が強いられたことか
10歳辺りから知らない人にめちゃくちゃ結婚迫られるし、連れ去られそうになるし
途中で何度死にたいと思ったか
その度にロシナンテさんからの手紙の最後に書かれた言葉を思い出しては、何とか無事…かどうかは分からないけど到着した
ベポ｢キャプテーン！人がいるよ！｣
ロー｢あ？んなの追い払って……｣
船から顔を覗かせたその人は一瞬固まって、でもすぐに降りてきて私を抱きしめた
この人がローさんだ
ロシナンテさんの大切な人
ロー｢今日が……来るべき日だったんだな｣
声と体が震えてる
あの日から笑うのが辛くなった
でも……今だけは……
｢初めまして｣と笑うと、ローさんの頬を雫が伝った
私にはローさんがロシナンテさんとどんな時間を過ごしていたかなんて知らない
一つだけ分かることがあるとすればそれは、ローさんもロシナンテさんが大切だった
ロー｢おれがお前を守るから｣
痛いぐらい抱きしめる力が強くなった
｢よろしく…お願いします｣
こうして私は皮肉にも、ロシナンテさんを殺した海賊になった
船に乗るや否や、たった数秒の自己紹介だけをして、あとはローさんの部屋に閉じ込められた
なんで！！？
ロー｢お前名前は？｣
｢A…です｣
ロー｢そうか。お前が“寝言のA”か｣
｢はい？｣
ロー｢コラさんがな。たまに寝言で名前を呼んでいたから。やっと会えた｣
ベッドに座ったローさんはポンポンと自分の隣りを叩いた
座れってことかな？
腰を下ろすとうつ伏せに押し倒された
ロー｢お前がコラさんの忘れ形見ならその証を入れないとだろ？｣
色々とツッコミどころ満載なんだけど一番は、コラさんって誰！？
ロシナンテさんじゃないの？
私達が想ってる人は同一人物だよね！？
あれ……なんか自信なくなってきた
｢って！ローさん！？なにし……｣
ロー｢いつでも側でコラさんを感じさせてくれ｣
｢何言って……｣
目が本気だ
ロシナンテ『Aのことはおれが絶対守るよ』
そう言ってくれたのに……
私にはロシナンテさんしかいなかった
頼れる人なんて
もういないと実感するとまた胸が痛む
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まゆ(プロフ) - レイさん» 敵船に捕まって、その船を沈めるリクエストなんですが、設定はヤンデレでよかったですかね？色々混乱してきて、書く前に確認していきます(>_<) (2020年2月15日 17時) (
レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
hozukitorekuru(プロフ) - まゆさん» ゲーム海賊無双2でもしも麦わら白ひげ連合を組んで海軍と手を組んだときに主人公ちゃんが同じ船に乗っていて月が綺麗ですねと無邪気に微笑み理性がきれたら (2019年12月20日 2時) (レス) id: 26f68522f0 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 両方ともブラック系（ヤンデレ・依存）でお願いします。長々とすみません！ (2019年12月17日 23時) (レス) id: f091408b7b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 行動の全ては抱っこで四六時中誰かと一緒で交代ごうたいの生活です。ラストはまゆさんの好きにしてください！ブラック系（ヤンデレ・依存）でお願いします。 (2019年12月17日 23時) (レス) id: f091408b7b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - もう一つは敵船のやつに夢主ちゃんの足を切られて動けなくなる話です。実はそれは仕組まれた罠でこれで一生逃げられなくなる話をよろしくお願いします。 (2019年12月17日 22時) (レス) id: f091408b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年12月1日 17時
