悪魔の実？いいえ。体質です 【番外編3】

嫉妬と嫌がらせ レイ様 リクエスト【白ひげ海賊団】 ページ42

〜A〜



マルコ｢Aー。デート(偵察)行くよい｣


｢………やだ｣


エース｢マルコがフラれた｣


マルコ｢フラれてねぇよい！エースだって昨日フラれただろうが！！｣


エース｢はぁぁ！？違ぇし！おれが体調悪くて気ぃ遣ってくれたんだよ！｣


マルコ｢意味は同じだろうが！！｣


この二人は事ある毎に喧嘩をする


私のせいなのだろうか


マルコ｢おれの背中に乗せてやるから行くよい｣


｢背中……？｣


想像するとすっごい恥ずかしかった


それなら自分で歩いたほうがいい



マルコ｢何を想像したか知らないが、おれの背中だよい｣


｢っ……鳥さん！！？｣


マルコ｢鳥さん好きかよい？｣


｢うん！あのね！すごく可愛い！！｣


モフちゃんと同じように勢いよく抱きついて羽をモフモフした


この手触り好きだな


エース｢そんなに好きなのか。鳥が｣


｢鳥さん好きぃ〜｣


人目を気にせずモフモフしてると、引いた視線に気付いてハッとした


｢だって……可愛いから……｣


白ひげ海賊団『(お前のほうが何億倍も可愛い！！)』


恥ずかしくなり、マルコさんの羽を掴んでダッシュで甲板に逃げた




マルコ｢Aは可愛いな｣


｢ふえ……////鳥さんのほうが可愛いもん｣


マルコ｢(お、新鮮な反応)｣
マルコ｢そんなことないよい。この世界でAより可愛いもんなんて存在しないよい｣


｢あ……鳥さんじゃない｣


マルコ｢(露骨にガッカリされた)｣


今のどうやったんだろ



人が鳥になるなんて外の世界はすごい



私も鳥さんになりたいけど、自分でなっちゃうとモフモフ出来なくなるからな……


マルコ｢そんなにおれが好きならずっとこれでいてやるよい｣


｢本当！？｣


マルコ｢ただし条件がある。おれ以外と話すな。いいな？｣


｢？？いいよ｣


マルコ｢交渉成立だ｣


鳥さんはおでこにくちばしを当ててニヤリと笑った気がした

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