もしもクザンと出会っていたら…… ページ2
〜A〜
プカプカと海をさまよって何時間経ったんだろ
特にすることもなく暇だ
自分がどこに向かっているのかも分からず舟は進む
変わらない海を遮ったのは(多分)乗り物に乗った人
クザン｢あらら〜。可愛らしい漂流者発見｣
ひょうりゅう？
私のことかな？
きっとそうだよね
周りに人いないし
クザン｢何してんの。こんなとこで｣
｢島を……探してまして｣
クザン｢島？それならここを真っ直ぐ行けば着くけど｣
｢そうですか。ありがとうございます｣
クザン｢ちょっとちょっと。君みたいな可愛い子が一人でいたら襲われちゃうよ｣
舟の周りまでもがカチカチになってしまった
試しにそれに触ってみると、衝撃を受けるほどの冷たさだった
クザン｢氷を見るのは初めてかな？｣
｢((ﾌﾙﾌﾙ｣
クザン｢じゃあこんないい男と運命的な出会いをしたのは？｣
｢は……初めて……？｣
クザン｢そりゃよかった｣
その人は舟に飛び乗って、その大きな体で私を軽々しく持ち上げた
クザン｢行こうか｣
｢どこに！？｣
クザン｢どこって……島でしょ？え、何。それとも別のとこがよかった？｣
｢っ〜〜////｣
からかわれた
クザン｢しまった。これだと自転車乗れねーな｣
｢それは大変ですね！私は一人で平気なので！
クザン｢いやいや。海は危険だからね？｣
貴方のほうが危険です
とは口が裂けても言えない
｢お……おろして……｣
クザン｢んー……ダメ。あ、おれクザンね。海軍大将ってのやってんだ｣
海軍？大将？
私には分からないけどすごいものなんだろうな
クザン｢お嬢さんの名前は？｣
｢い……言いたくないです｣
クザン｢へぇーー。まぁいいや。名前なんてどこでも聞けるし｣
｢あの……？｣
クザン｢結婚したらおれも今以上に仕事頑張んねーとな｣
｢しませんけど！？｣
クザン｢いや……するよ？そうしないと……
体が凍る
足の先から首までが動かない
クザン｢海軍として善良な市民を島に届けるのはいいとして、能力の解除は……うーん。どうしようか。可愛い奥さんの頼みなら…聞いてあげないこともないんだけど……で、どうする？おれと結婚する？｣
｢し…しま……す｣
クザン｢良い子だ｣
｢ん……っ｣
脅迫まがいの求婚と、氷とは正反対の温かいキスに心が少しだけ持っていかれた気がした
本人には黙っておこう
面倒事になりそうだから
綺麗な人 レイ様 リクエスト【イゾウ】→←もしもマルコと出会っていたら……
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まゆ(プロフ) - ぺろさん» いつ頃作れるかわからないですけど、了解です！気長に待ってて下さい(^^) (2022年10月14日 16時) (
レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - まゆさん» シャンクス中心で赤髪海賊団とかどうでしょうか、、、設定はサニー号から親探すためにレッド・フォース号に一回乗ったけど戻れなくなる感じでお願いします！ (2022年10月14日 12時) (レス) id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ぺろさん» ありがとうございます！どの海賊団がいいとか希望ありますか？あと、大まかでいいのでシチュエーションとか教えてもらえたら…… (2022年10月14日 8時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 白ひげ海賊団の闇ストーリーめっちゃ面白かったです！他の海賊団とかでも病み系書いてほしいです！ (2022年10月14日 0時) (レス) @page47 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 美弧ーみこーさん» ありがとうございます！最近はちょっと遅めですが……頑張ります！！ (2019年11月6日 20時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2019年10月14日 15時
