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隼「玲於ちょっといい?」
メンバーが他の話で盛り上がっている中隼からそう言われる。
これはもう…正直に話すしかないよね。
玲「うん」
控え室を出た先で話を切り出す隼。
隼「あのさ、もし…違ってたらごめん」
玲「…うん」
隼「玲於とAちゃんって本当は……いや、違うと思うけど…」
玲「付き合ってるよ」
あまり顔色を変えない隼。
きっとそうだろうと確信してたんだろな。
隼「…どうすんの?」
玲「どうするもなにも変わんないよ。一緒にいる」
隼「玲於はそれでいいかもだけど、俺らはどうなんの?」
玲「別に今すぐ言う訳じゃー」
隼「言う前にばれたらどうすんの?」
隼の言葉で我にかえる。
隼「ただでさえ、俺らの行動がSNSで監視されてんのに。…ばれるのも時間の問題だと思う。」
分かってるよ、そんな事くらい。
“付き合ってる”その一言が言いたいけど言えないんだよ。
夢からいっきに現実にさめたそんな気分だった。
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作者名:sara | 作成日時:2017年11月6日 19時