sugar`s LOVER～俺様社長と秘密な関係～2 (ページ6)

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~憎いやつ2~ ページ6

私たちが食べはじめてから、30分もたっていた

私のままごと口調はまだ終わっていなかった

すると

「どう??忠義、美味しい??」

と私が大倉さんの顔を見ていったから

「うんっ!!美味しい!!」

と言った

社長は、無言で食べていた

すると私は

「ねぇ、あなた」

と言った

社長は私の返答にも答えず無言で食べていた

「ﾁｯ...」

私は舌打ちをした

「ひどいっ...!!私が質問してるのに!!答えないなんてっ...!!」

と今度は泣いてるようなしぐさを見せた私に対して

「どーせ、嘘泣きだろ??」

と今まで無言で食べていた社長が口を開いた

「え...??」

と此処で、私の動きが止まった

「どーせ嘘泣きでかわいくないくせに私可愛いアピールしてるんだろ...??」

社長がまっすぐ私の顔を見つめながら言った

「っ...」

此処で私の顔が引きついてるのが分かった

「私...そんなんじゃ...」

と私は、半分泣きべそをかきながら言ったがそれを社長は見逃さなかった

「あ??んじゃなんだよ??」

と社長が言うと

「っ...」

と私は何にも言えなかった

大倉さんは只、私たちのやり取りを見ているだけだった

「ちょっと俺、煙草吸ってくるわ」

社長は煙草を吸うために外へ出た

大倉さんと私は社長がくるまでのあいだ何にも喋らなかった

社長が戻ると私たちは無言だった

「お帰りあなた」

と私が、ままごと口調で言ったが社長はとうとうめんどくさくなって

「...帰るぞ」

と言った

「お会計ですか??」

と店員が言った

「はい」

と私はお金を払った

「んじゃ、俺ら、帰るから」

と社長は、そういって、大倉さんの腕を引っ張った

呆然と立っていた私は、強く拳を握り返していた

そう、私は、あの、大倉と言う男を憎く感じたのだ

私は明日、大倉と言う男をどーやって、いじめようか考えながら、帰り道を歩いた