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~僕の事~ ページ2

〜松本side〜


2001,3,4

「潤くーん、ちょっとチクッとするよ〜」

此処は、嵐山病院の小児科

「いやだぁぁぁっ...泣」

僕は松本潤

五才

僕は生まれた頃から体が弱くてずっとこの嵐山病院に入退院を繰り返している

“がっしゃーん”

「潤くーん、すぐ終わるから、頑張ろ??」

先生が僕に点滴をするように言うけど僕は点滴が嫌いなんだ

「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁっ...泣」

先生が僕に優しく声をかけても僕は注射が大嫌いだった

「あ、鬼だっ!!」

僕が中々注射を受けないときは先生が鬼が来るなんて言って僕を脅していた

「鬼...泣怖いっ...泣」

僕は鬼も嫌いだった

「じゃ潤くん頑張ろ??」

先生が注射器を持とうとしたとき

「やっぱりいやだぁぁぁっ...泣」

僕は注射が嫌なのか逃げ出してしまった

「あ、こらっ!!潤くん!!」

先生たちが僕の事を追いかけると

「潤くん注射が嫌いな子は先生何時も何て言ってたっけ??」

「お...泣おばけがくるっ...泣」

僕は泣きながら答えた

そう、僕は小さい頃からおばけも嫌いだった

僕が三歳の頃病室で、怖いTVを見ていた

そのせいか夜は怖くて眠れなくて泣き叫んでいたっけ

「んじゃ頑張ろ??」

先生が改めて僕に聴いてきたので

「ぼくががんばったら、おにもおばけも来ない...??泣」

と僕は必死に、頑張ることを伝えたので

「それは潤くんしだいだなぁ潤くんが頑張ったらお化けも鬼も来ないんだよ??だから頑張ろ??」

と先生は優しく答えて僕の頭を撫でてくれた

病室に戻ると

「潤くん連れ戻してきました」

と先生が僕をベッドの中に連れ戻した

そして注射器を持つと

「潤く〜んちょっとチクッとするよ〜」

と腕を捲って液体をつけた

「いやだっ...泣」

やっぱり僕は注射が苦手で首を横に降ってしまった

すると、先生が手を止めて

「潤くん先生とお約束したよね??注射が嫌いな子は何て言ってたっけ??」

「お...泣おにとおばけがくるっ...泣」

僕は泣きじゃくった

「潤くんが頑張ったらおにとおばけも来ないから潤くんがんばるって先生に言ったよね??」

僕は泣きじゃくりながら頷いたけどやっぱり注射はしたくなかった



「これが最後だよ??」

と先生が注射器を持とうとしたとき


「ハァハァ...!!」

僕はいきをすえなかった

「潤くん??潤くん!!!!??」

「ハァハァっ...!!」

その時僕は容態が悪化していた

~容態が悪化~→←~プロローグ~



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海凛(プロフ) - 〜さん» 有難う御座います!!無理せず、頑張ります!! (4月10日 16時) (レス) id: 298098cea8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 好きです!無理せず更新頑張ってください!! (4月10日 0時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海凛 | 作成日時:2024年1月11日 17時

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