sugar`s LOVER～俺様社長と秘密な関係～ (ページ6)

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~遅刻~ ページ6

～大倉side～

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ...

アラームが鳴り響く朝

今、何時や...??

時計を見ると

8時40分。

「うわっ!!初出勤なんに、遅刻やん!!」

俺は、慌てて寝癖も直す暇もないくらいに家を飛び出した。

俺は大倉忠義。

え...??何で、初出勤なんやって??

そう俺はこの春から櫻井宝蔵会社の新人社員になる訳や。

元々俺は関ジャニ∞と言うアイドルをしていたんやけど昔から会社で働きたいと言う夢があってようやくこの夢がかなったって訳や。

櫻井宝蔵会社は俺の家から80キロ離れたとこにある。

いやそれにしても遠すぎやろ...

そんなことを思いながら俺は走る。

ようやく櫻井宝蔵会社についた。

「此処が...櫻井宝蔵会社...」

俺は息を弾ませながら言った。

めっちゃ広いやん...

てか、此処って本間に大企業なんか...??

俺はそう思いながら会社に入る。

「おはようございます!!」

と、受付の人が俺に挨拶をした。

「あ、お、おはようございます...あの、部署は何階ですか??」

と、俺が言うと

「60階です」

6...60階!!!!!!?????

俺は驚いて

「6、60階ですか??」

と、受付の人に聴くと

「えぇ、階段で、60階です」

と、受付の人はニコリともせず言うた。

か、階段で!!!!!!?????

俺は、受付の人に“ちょっとは笑えや!!ﾎﾞｹｯ!!“と思いながらも

「わ...分かりました...有難う御座います...」

受付の人に頭を下げた。

俺は、階段を上る。

今、20階

「あ“～、めっちゃ長すぎるやん、エレベーターないんかよ...」

と、ぶつぶつと文句を言いながらもひたすら階段を登った。

ようやく、事務所の看板が見えた。

そこには、年老いた俺より小さい男が俺を出迎えてくれていた。

「あ、あの...この春から、入社した大倉忠義ですけども...」

と俺が言うと

「おぉ!!大倉くん!!待ってたよ!!ちょっと待ってて、今、皆を呼ぶから」

と、男が事務所の所へ行った。

その時俺は、緊張していた...。