sugar`s LOVER～俺様社長と秘密な関係～ (ページ18)

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~危ない告白~ ページ18

～櫻井side～

「社長ぉどこいくんですかぁ??」

「社長ぉ新人さん連れてデートですかぁ??」

「社長ぉ新人さんとデートなんてずるいですよぉ!!私も一緒に連れていってくださいよぉ!!」

「...」

女性社員の何人かが語尾にハートを打ちたそうな甘い声で俺に話しかけてくる

“うるさ...”

と俺は思ったが女性役員の甘い声なんか俺の耳に届かず俺はそのままトイレへ向かった

「ちょっ...!!ちょっと...社長、女性役員のかたが、社長に声をかけてるのに無視するなんて酷いですよ…」

ﾁｯ...

大倉まで女の味方かよ...

俺、甘い女の声が一番嫌いなんだよ...

なんか、うざったいし...

「...」

と俺がだまりこんだ瞬間廊下から

「きゃー社長ぉ」

と亦、女の黄色い声が響いてくる

てか、あのくそじじぃ何してんだよ...

女たちも、フラフラしてねぇで仕事しろよ...

俺は、そう叫びたい気持ちを押さえた

そんなこんなでトイレへついた

「広いですね...」

と大倉がﾎﾞｿｯと言った瞬間に大倉を壁に押し付けわずか数センチの耳に俺の顔を近づけ

「大倉...」

と囁いた

「は...はい...」

大倉の顔が赤くなった

よし、もう一声

「俺と...けっ...」

と言いかけたその時

「やっぱり此処に居た!!」

村田だ

「何だよ、村田かよ...」

と俺が言うと

「いや、社長、どこいったのかな～と思いまして...てか、何してるんですか...二人で...」

と村田が言った

「なにもしてねぇよ...大倉がトイレ行きたいって言ったから、連れていっただけだよ...」

と俺が言うと村田は、「怪しい...」と、顔をしかめた

「てか、お前こそ何か用事じゃなかったのかよ...??」

と俺が言うと

「あ、部長が、会議をするそうです、二宮さんの、プレゼンも含めて...」

は...??

「何で、会議なんかするんだよ...??」

と俺が言うと

「部長命令です」

と村田が言った

めんどくせぇ...

てめぇらでやっとけよ...

そう叫びたかったが

「分かった...すぐ行くわ...あ、大倉」

と俺は、そう言うと大倉の方を向いた

「は、はい...??」

と大倉

「会議が始まるから行くぞ、告白のやつは、後から言うわ」

と俺が言うと

「わ、分かりました...」

と大倉が言った

こうして俺達は会議に行った