lemon (ページ5)

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小さくて大きな世界のことページ5

最近よくロンジュン以外にもドンヒョガ達とも話すようになった。その事を両親に話せば今度家に連れてこいと大騒ぎになったのでそんなに仲良くないかもしれないと付け加えた。

送られてきたダンボールの中には本がたくさん入ってて思わず頬が緩んだ。

｢どれ読もうかな。｣

何冊か本を取って鞄の中に入れる。今日は確かダンスの練習だけだ。終わったらどこかに引きこもってこの本たちを読もう。

宿舎を出て練習室に行くと知らない人がいた。

Rj｢遅いぞ、A。｣
｢ごめん。｣
Rj｢チョンロ、これA。｣
｢どうも。｣

頭を下げればその子もぺこりと頭を下げた。もしかしてこの子年下なのかな？

Jn｢チョンロは中国から来てんだって。｣
｢ロンジュンと同じだね。｣
Ch｢はじめ、まして。｣
｢はじめまして。｣

手を前に出すとロンジュン達の驚いた声が聞こえた。

Jm｢Aも成長するんだね。｣
｢ジェミン、私同い年だよ。｣
Hc｢俺泣いちゃう。｣
｢涙なんて出てないけどね。｣
Rj｢それな。｣

ドンヒョクがにやにやしながら髪の毛をぐちゃぐちゃと撫でてくる。

｢みんな、何だと思ってるわけ。｣
Hc｢赤ちゃんじゃん。｣
｢年下の子が見てるので止めて欲しいです。｣
Jm｢そういえば今日ドヨンヒョン達と遊ぶんだけど来る？｣
｢来ない。本読みたい。｣
Jm｢ヒョン達にAも来るって言ったもん。｣
｢人の予定無視？｣
Jm｢予定なんてないでしょ。｣
｢ない。｣

どうやら今日私の予定は全部決められるらしい。