lemon (ページ38)

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帰るのが気まずい。いや..仕方ないんだけど。腹くくるしかないのか..いやだなぁ。車の中もシーンとしててたまにひょんがロンジュンたちと話してた。

「A、今日127の方に泊まるんだろ。」

まねひょんからの言葉に思わず目を丸くする。とりあえず下着だけ持っていけばいいのかな、急いで降りて下着とか化粧水とか必要なものを適当に詰めた。

Rj「..どういうことだよ、」
「し、しらない、もん..」

ロンジュンからの言葉を無視して車に乗り込む。ドンヒョクも何とも言えない顔で見てくる..いや私がいちばんよく分かってないんだけど..

Mk「..A、こっち。」
「....ひょんが、言ったの..？」
Mk「ごめん。余計なことだったかもしれないけど..」
「ううん、ありがとうございます。」

そう言えばこうやってお泊まりするの初めてかも。いつもより大きい荷物をぎゅっと抱きしめる、下着とスキンケアは持った..あ、明日着る服置いてきた..

「..ひょん、どうしよう。」
Mk「は？」
「服置いてきた..」
Mk「............貸すから。」

問題解決しちゃった..服入るかな....ゆらゆら揺れる車に眠気がやってくる。目を擦ってるとひょんが擦っている手を握ってきた。

「....ひょん？」
Mk「まつ毛、抜けるだろ。眠たいなら肩貸すから。」
「ん、」

肩にもたれ掛かると髪の毛をぐちゃぐちゃに撫で回された。

どうして、このひとは、こんなに優しいんだろうか..