lemon (ページ25)

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｢どよんいひょんだ。｣

聞き覚えのある間延びした声のした方を見るとジェノと手を繋いでるAがいた。練習着着てるから休憩時間かなんかなのか。

Dy｢久しぶりだな。｣
｢そ〜..でしたっけ？｣
Jn｢確かに会うの久しぶりですね。｣
｢......お久しぶりです。｣
Dy｢ジェノが言うならそうなのかなみたいな顔してんじゃねぇよ。｣

きょとんとした顔で首を傾げるAは相変わらずマイペースだった。ジェノも慣れてんのか、顔にかかった髪耳にかけてるし。

Dy｢2人して何しに来たんだよ。｣
｢飲み物買いに来ました。｣
Dy｢ふぅ〜ん....愛嬌したら俺がDREAMの分全部買ってやるよ。｣
｢だって、がんばれジェノ。｣
Jn｢今の流れ的に絶対Aだったよね。｣

鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔して、私かぁなんて小さく呟いて考え込んでる。そもそも此奴に愛嬌なんて出来るのか？

｢A〜って、何でヒョンがいるんですか？｣
Jn｢ロンジュン、今からAかおれらの為に愛嬌してくれんだよ。｣
Rj｢出来んのかよ、お前。｣

｢..A、ドヨンオッパに飲み物買ってほしいの..？｣

これで合ってる？なんてジェノに聞きながら首をかしげて自分のこと名前で言う以外は普段とそんな変わんないのに..ちくしょう、可愛いじゃねえか。

買ったわ、人数分買ったわ。