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°
9時、お店は閉店の時間。
掃除やらなんやら心落ち着かせながら
作業を進めていく。
案外泣き止んでしまうと、
大分落ち着いてしまい。
案外ケロっとしている。
でもやっぱり、
またあの人がきたらどうしよう
なんてネガティブ思考になりつつ
いやいや、もう大丈夫大丈夫なんて
ひとりで葛藤し作業を終わらせた。
ジョングクくんに借りていたパーカーを
一度脱ぎ学校の制服に着替え荷物を持ち
ジョングクくんが待っているであろう
お店の前へと足をはこばせる。
ジョングクくんはお店の前の壁に寄り掛かり
携帯のゲームをしているのかリズミカルに
指がたんたんと動いていた。
どうやらイヤホンもしているのか
私には気づいていない様子。
ゲームの邪魔をされるのは私が一番嫌いだから
静かにジョングクくんの横に行って私も
壁に寄り掛かりジョングクくんのゲームを
眺めていた。
それに気付いたジョングクくんは
ゲームをしていた手を止める。
JK「お疲れ様です、」
「あぁ、うん、ありがと」
JK「声かけてくれれば良かったのに、」
「いや、ゲームしてたみたいだから」
そう言えばジョングクくんは
イヤホンをくるくるっと携帯にまいて
携帯をポケットにしまった。
するとこちらをじっと見るものだから、
どうしたのかの聞くと大丈夫なのかと聞かれる。
きっとさっきのことをだろう。
大丈夫なのかと言われれば
精神的には正直なんともいえないが
ジョングクくんが来てくれて助けてくれて
気持ち的には大分落ち着いてはいる。
だから、まあ大丈夫だだよと伝えれば
なんだか納得いかないような顔をされる。
「なに」
JK「無理してません？」
「無理っていうか、気持ち的には大丈夫だよってこと。精神的にはなんともいえない。でもジョングクくんが居てくれたからもう大丈夫、ありがとう。」
JK「…どう、いたしまして」
「あのさ、本当、一々照れるのやめてくれるかな」
JK「照れてないです！自意識過剰ですよ！」
「そんな顔して言われても説得力ないよ、ジョン」
JK「だからジョンじゃなくてジョングクです！」
そう言うともう帰りますよと
ぷりぷり怒りながら歩き出す。
私はそんなジョングクくんを見ては
小さく笑ってしまいもう一度ありがとうと
伝えると鼻の下を擦りながら目をそらし
無事で良かったと言うとまた歩き出す。
あぁ、なんだろう。
イケメンだからだろうか、
この子の反応に一々ときめいてしまう。
イケメンなんてくそくらえ。
。
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ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
