７８ ページ35
°
JK「人に奢ってもらうご飯は最高に美味しいって知ってます？」
「え？なに？喧嘩売ってるのかな？その食べ物全て返してもらおうか？」
JK「あーあ、昨日は俺のこと置いてジミニヒョンとふたりでな」
「あーあーあー！すみませんねえ！！誠に申し訳ないです！！！」
JK「わかればいいんですよ、わかれば。あー美味しい。」
「うぐぅ…」
私のお財布の中身は見事は
使い物にならないただの空財布へと…。
目の前では美味しそうにパンやおにぎりを
頬張る女の子に人気なジョン。
なんでこの子が人気あるのだろうか、、
あっ、顔か、顔がいいからね。
顔が良ければなんでも思い通りに
なると思うなよ、このイケメン野郎。
私はキッとジョングクくんを睨むが
気にもせず美味しそうに食している。
私もお弁当をその場で広げ
さあ食べようとしていたら
ふと目の前の彼にガン見されている。
「…え、え、なに」
JK「それ、手作りですか」
「…まあ、一応、そうですけど」
JK「ふーん、なんか先輩って料理出来なさそうなのに、意外と出来るんですね」
「こう見えても私女子力高いからね？」
JK「でも、味はどうですかねぇ…見た目良くても実際味が駄目だったら…」
「…何が言いたいのかなジャン」
JK「もうもはや、名前すらかすってないんですけど。というかもうそのネタ飽きました。そのお弁当俺にも明日から作ってきてください。」
「飽きたとかなに、我儘なの？って…は？」
JK「だから、先輩が作ったお弁当、俺にも作ってください。味見してあげます。」
パンをむしゃむしゃと頬に入れ
モグモグしながら笑顔でサラッと
簡単に弁当を作れだなんて言い出す彼。
一体この子はなにを考えているんだろうか。
というか気のせいだろうか。
なんだか生意気さというかなんというか
私への扱いの酷さがなんだかヒートアップ
してるような気がするんだけども？
私が思わず無言になってしまい
ちょっと気になってはいるのだろう
少し不安げな顔をしてこちらを見ている。
そんな不安げな表情が、
まだたまらなく可愛いだなんて
私は思ってない、思ってないからね。
私の機嫌が気になってこちらを見て
いるのだろうと思っていたが
そうではないようだ。
JK「…お弁当、ジミニヒョンにも作ったりとか、してたり？」
「…………は？」
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
