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学校へと向かう足、
私とジョングクくんの間には
相変わらず会話はなくて。
なんだろうか。
なんとなくだが、
私の勘というかなんというか
ジョングクくんは怒ってるみたいだ。
気のせいなのかもしれないけど、
付き合い短いし。
ここちょっとの付き合いだけれども
なんとなくそんな気がしてならない。
私より少し前を歩く彼、
両耳にはイヤホンが差し込んであり
そもそも会話をしようがない。
昨日置いて行ってしまったことを
怒っているのだろうか？
「…」
JK「…なんですか」
私はとりあえず謝らなければと思い
ジョングクくんが背負うリュックを
グッと引っ張る。
彼は足を止め首をこちらだけ向け
いつもと変わらぬ表情。
あれ、気のせい？
でも置いて行った事実は変わらないし
あの後も連絡先がわからず連絡を
出来ず朝を迎えてしまったし。
「昨日はごめんね、置いて帰っちゃって」
JK「別に、」
「本当ごめん」
JK「…バナナ牛乳」
「え？」
JK「バナナ牛乳で許してあげないこともないですよ」
「は？」
JK「悪いって思ってるなら買ってください」
「は？」
JK「ひどいですよねー、２人して何してたか知りませんけど俺だけ知らない場所に置いて行くなんてー」
「あぁもう、わかったよ、買うよ」
JK「後、」
「ん？」
何を言い出すかと思えば彼は
拗ねたようにバナナ牛乳と口にする。
２人で何してたかというワードに
一瞬どきりとしてしまうが
置いて行ったジョングクくんには
申し訳なく私は買ってあげることに。
買うことを決めた私はリュックから
お財布を取り出そうとしていると
目の前にジョングクくんの携帯画面。
なんだと思い彼を見て、
また携帯の画面を見てみると
そこにはカトク画面が開かれていた。
JK「今は要らないんで、お昼買ってください」
「うん、で？」
JK「で、じゃないですよ。早く携帯。」
「…」
JK「お昼連絡するから、連絡先、交換しなきゃ連絡しようがないでしょ」
「…あ、そっか」
そう言って私とジョングクくんは
連絡先交換することになった。
ジョングクくんはよしと小さく言うと
前を向いてまた学校へと足を運ぶ。
お昼私はこいつの財布になるのか、
くっそう今月ゲームに課金して
金欠だというのに。
まあでも、機嫌良くなったし
連絡先も交換できたことだし、いっか。
ジョングクくんの背中を見つめながら
私も学校へと足を運ばせた。
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ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
