〆２ ページ25
°
「パクくんとキムくんはいますか？」
「あ、え、あ、は、はい」
「呼んでもらってもいいですか？」
「ひっ…ははは、はいぃ！」
NY「…」
ここはジミンとキム・テヒョンの教室。
私は一先ず制服に着替え直し、
ナヨンの首根っこを掴みここまで来た。
笑顔でそういう私に
このクラスの女の子は怯えるように
彼らを呼びに行ってくれた。
私とナヨンに気づいた彼らは、
約１名はニコニコといつもと変わらず
もう１名は視線を横にずらし顔を青く
させながら笑顔を作り手を振っている。
いや、いいから早くこっち来いよ。
TH「なんで怒ってんのさ！」
「起こるも何も、この衣装は何？え？なに？喧嘩売ってるの？え？死に急いでる感じ？」
JM「そ、そんなに、怒るな？ね？」
「怒らせてんのは誰だよ」
JM「すんません」
TH「ハロウィンぐらい楽しくやろーよ！もー！Aってば短気なんだからー！」
「キム・テヒョン、そこになおれ、そして歯を食いしばれ」
NY「いい加減に機嫌直しなって。今日くらいいいじゃん？ね？ね？」
「私は帰るからね」
TH「えぇええ！？帰るの！？駄目だよ！？」
私は鞄を手に持ちリュックを背負い、
その場から立ち去ろうとすると
キム・テヒョンに思い切りリュックを
引っ張られ帰れなくなってしまう。
気づけばそのまま引きずられ、
先程までいた女子更衣室に放り込まれた。
キム・テヒョンは着替えるまで
更衣室の扉開けないからと言い出し
しぶしぶ着替えることにした。
なんで私がこんなことしなきゃいけんのよ
なんてぶつぶつ文句を言っていると着替え
終わったナヨンが可愛くないかとくるりと
ひと回転して私にその姿を見せてみせる。
ナヨンは白いわんぴーすに包まれ、
背中には綺麗な翼が付いており
頭には輪っかが針金で浮いている。
可愛らしい天使に成り代わっていた。
私は先程渡された衣装に身を包む。
こんな格好をして学校を歩き回る？
考えただけでもゾッとするわ。
だがしかしまだかまだかと
更衣室のドアを叩くあいつ。
仕方なく着替えたよと、
更衣室のドアをノックすると
勢いよくドアが開く。
うん、安定だね。
JM「…わ、かわ、い」
「お世辞はいらん」
JM「お世辞じゃないし！」
「わ、わ、わかったよ、わかった」
JM「わー…別の衣装選べばよかった、」
「なに言ってんのさ」
ドアが開くとジミンと目が合い、
ジミンは手の甲で口元を押さえ
しゃがみ込んでしまった。
。
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ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
