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°
「ちょ、まてまてまて、ジミン」
JM「…」
「お代！ジョングクくん！忘れてる！」
JM「…」
「ちょっと、ジミン？」
急に立ち止まったジミン、
黙って私に背中を向けたままだ。
気になってジミンの方へ行き、
私より背の少し高いジミンの顔を覗き込む。
ムッと不機嫌な表情。
もう一度名前を呼んで見せると
シオンと付き合ってるのかと聞かれた。
なんというかもう、
ジミンの態度が分かりやすすぎて
恥ずかしくなってくるからやめてほしい。
でもそんなことも言えるわけはなく、
付き合ってないよと伝えるとジミンは
ホッと安心したような表情を見せる。
「とりあえず、私お店に戻るね？ジョングクくんも置いてきちゃったし、お代もまだ払」
JM「駄目」
「あ、あの、じ、ジミ」
JM「ジョングガには、俺から連絡するから。」
「え、いや、ちょ」
JM「だから、二人で帰ろ？」
私がお店の方向へと歩き出そうとすると
グッと腕を引かれバランスを崩しそうになるが
後ろから肩を支えてくれたジミンのお陰で
なんとか倒れなくて済んだ。
だがしかしそう言われ、
私の言葉を遮るように話を続けてしまう。
私が一旦ジミンから距離を取ろうとするが
その前にそのままの状態でジミンは
私の肩に頭を乗せてきたため動かなくなる。
終いには二人で帰ろうと、
寂しそうな声で言うものだから
なにも言えなくなってしまう。
私の返答がないためか
ジミンはだめ？と聞きながら
手を握ってきた。
自分の体温が上昇していくのか分かる、
お腹の奥がキュッとなって、
心臓がうるさいくらい鳴ってる。
このままジミンと2人で帰えりたいかも、
なんてそんなことを思い出してしまう。
未だに返答しない私にジミンは
頭を肩に乗せたままぐりぐりと押し付ける。
そんな彼の行動に鼓動は早まる一方。
この状況に耐え切れない。無理だ。
「わ、わかった、帰るから、」
JM「ほんと？」
「ほ、ほんと、ほんとです」
JM「へへ、ありがと」
ジミンはそう言うと、
肩から頭を話してくれる。
そして、嬉しそうに笑みを浮かべる。
本当に嬉しそうに笑むものだから、
恥ずかしくなって私は視線を逸らす。
こんなの、こんなの知らない。
心臓がうるさい、静まれ阿保。
。
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ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
