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学校に着くと、
一先ずダンス部に集合することになった。
私は部室の隅の方で壁に寄り掛かり
座り込んでみんなの様子をボーッと
眺めていた。
なーんでこんなことになったのかな。
なんだかやる気も出なく身体にどっと
疲れみたいな重さがくる。
ジョングクくんが私の代わりに
昨日あった出来事を話してくれている。
あの子本当私より大人だなあ、
いつも助けてくれるし、
冷静に判断して動いてるし。
私なんてはじめっから、
みんなにたくさん迷惑かけて
送迎もしてもらってって
本当なにやってるんだか。
考え出したら止まらない私の思考、
だんだんネガティブになっていく。
私らしくもない。
思わず両膝を抱きしめ俯く。
すると頭に暖かい感触、
誰かが撫でてくれている。
ふと顔を上げ、見上げてみる。
JM「大丈夫、じゃないよね」
「ジミン、」
JM「俺、何もできなくてごめん」
「なんでジミンが謝ってるのさ」
JM「そりゃ、だって、」
「うん、？」
JM「やっぱりなんでもない」
ジミンは私の隣に座り込む。
なんでジミンがそんな辛そうな顔してるの。
何かと思えば今度は謝り出すし、
謝りたいのは私の方だ。
なんだか申し訳ない気持ちで溢れて、
ごめんねとジミンにその言葉を向けると
いつものふにゃりとした笑みを私に見せ
大丈夫だよと私の頭を撫でてくれた。
そんなジミンの優しさに涙腺が緩む。
私は下唇をグッと噛み、
涙が零れないよう上を向く。
するとグッと腕を引かれバランスを崩し
ジミンの方に倒れそうになる。
でも私の腕を引いたの隣にいるジミンで
そしてそのまま体ごとひっぱられてしまう。
私はジミンと向き合う形になり
ジミン足の間に挟まれ抱きしめられる。
気付けば視界は真っ暗でジミンの胸の中。
私は驚いて慌ててジミンから距離を
取ろうとしてみるがぐっと抱きしめられ
それは叶わない。
JM「なんで、我慢しようとすんの」
「我慢なんてしてな」
JM「泣きたかったら、泣けばいいじゃん」
「別にそんなんじゃないよ」
JM「誰も、Aのせいでとか、迷惑だとか、誰も思ってないし」
「えっ、」
JM「それに、ここまで仲良くなったのに、俺やヒョン達がほっとくわけないじゃん。むしろ、頼って。」
「…っ、」
気付いてくれていたジミン、
ジミンのその言葉が心にグッとくる。
その瞬間涙が静かに流れ出す。
あぁ、私この人達に出会えてよかった。
。
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ももか - とても面白いです(*^^*)更新楽しみに待ってます！ (2016年10月19日 20時) (
レス) id: 1dc0df7b8c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - ぐくたまさん» コメントいただきありがとうございます！更新お待たせしてすみません（；＿；）！出来た頃から見て頂いているなんて本当嬉しくて涙です（；＿；）！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
ぐくたま(プロフ) - このお話できた頃からずっと拝見させていただいてます！更新されててすごく嬉しいです！！ぐうとじみんちゃんと主人公ちゃんの三角関係どうなるかすごく楽しみです！ (2016年3月4日 10時) (レス) id: 552f6d6a5c (このIDを非表示/違反報告)
みりょん(プロフ) - うさリラ*結花さん» お知らせいただき、ありがとうございます；＿；！ (2015年11月11日 17時) (レス) id: 5f4504f880 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ……。 (2015年11月10日 21時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりょん | 作成日時：2015年10月2日 17時
