君の声に恋してる JK × JK

27.団旗を洗濯する ページ27

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ホコリっぽい部室の窓を全開にして





全てのものを一度外に出す







ホビ「誰だよ大人の本部室に持ち込んだの！笑」




ナム「ジミンジミンっ！笑」




ジミン「違うよ、僕じゃないってばぁ！」




皆「ハッハハハ！」









みんなが練習している午前中に




部の余りの道着を洗濯してフェンスにかけ





天日干ししていたものを取り込みに行く







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グク「乾いてる？」









後ろから、団旗を手に持ったグクがやってきて









「うーん、まだ少ーし湿ってる。


この天気だから裏返ししたら乾くと思うけど、」





グク「これ今から洗って乾くかな？」




「うんそれはすぐ乾くと思う、


掃除も夕方までかかるだろうし。」








蛇口をひねり大きな団旗を水につけ始めるグク









「手伝うよ。」





グク「ありがとう。」








洗剤を振りかけ



よく揉み洗いをし泡だらけにしていく









真剣な眼差しで黙々と洗濯をするグクが









グク「俺・・Aのこと何も知らない。」




「っえ・・？」








突然何を言い出したのかと思えば…








グク「Aのバイト先も、


何をいつも頼んでるのかも初めて知った、」




「・・・っ、」




グク「Aも俺のこと知らないけど、


テヒョニヒョンのことは全部分かってる…」









・・グクは何が言いたいの？









グク「ねぇ、なんでヒョンと別れたの？」









洗濯するその手を止めるグク









グク「俺、ずっとそれが気になってた。」









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