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15jk ページ15

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「...」


「どうしたの?」


「グクには、」


勇気を出して尋ねる。


「付き合っている人がいるの?」


「...」


一瞬驚くように目を見開いた。

答えを聞くのが怖い、心の準備がままならないまま、返事はすぐだった。


「いません」


「...」


望んでいた正解を貰えたのに、心のもやもやが払拭できない。まだ答えの無い疑問点があるから。


親しげにしているあの女性は誰なの?


テテが言っていた事は嘘だったの?


「...本当に?」


「誰とも会ってません」


「メンバーは知ってるの...?」


「はい」


「でも、」


傷つきたくないという自己防衛が、相手を追い詰める。


「疑ってます?」


「いや、その」


「そっちはどうなの」


「...」


「僕には言えませんか?」


「...」


大きな溜息をつき、苛立ちを表すかのように頭を掻きながら視線を彼方に向ける。


そして


私の腕を掴み、ベッドの上に投げた。


両腕を押さえられ、覆い被さる。
上体を起こそうにも不可能だった。


「っ、離して」


見下ろす顔はあまりにも端正な出立ちで、言葉とは裏腹に胸の高鳴りを感じる。

片方の手で両腕を頭上で纏められ、空いた方の手で頬を撫でられる。触れるか触れないかの距離。

一瞬切ないような素振りをみせたかと思えば、眉間に皺を寄せて、険しい顔をする。



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16jk※ exp⚠︎→←14jk



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設定タグ:ジョングク , テテ , bts   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あぽ | 作成日時:2023年12月28日 5時

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